心理テストの質問
今回の心理テストでは「他人との接触による気疲れ度」がテーマです。
人間関係は、私たちの生活の中で避けて通れないもの。しかし、時には他者との接触が心の疲れの原因となることも。
このテストを通じ、あなたが自分の傾向を知る手助けとなれば幸いです。
【質問】
夜遅く、仕事を終えて帰路についたあなた。
家への近道のために、真っ暗な神社の中を通ることにしました。
歩いていると、………何かが聞こえたような気がしました。
さて、それは何の音でしたか。
A.か細い声の子守唄
B.途切れ途切れの風鈴の音
C.落ち葉の上を歩く足音
D.実はただの気のせい、何も聞こえなかった
心理テストの診断結果
A「か細い声の子守唄」を選んだあなたは……「気疲れ度:中 」
子守唄を選んだあなたは、周囲の環境のちょっとした変化や繊細な音の波動にも敏感に反応する特性を持っています。
これは、あなたが日常の中で他者の感情や周囲の環境に対して細やかに気を配る姿勢を示しています。
周囲の空気や他者の気持ちを察知する能力は、高い共感力を合わせ持つ一方で、時に気を張りすぎてしまいます。
その結果として気疲れを感じやすいのです。
感受性が豊かなあなたは、世界を独特な視点で捉える才能を持っています。
その繊細さを活かして、日常生活の中で自分だけのリラックス方法や趣味を見つけることが大切です。
例えば、音楽や絵画などのアートに触れることで、心の中の感じるものを表現するのも良いでしょう。
独自の感受性は、あなたの強みです。だからこそ、それを上手くコントロールし、日々の生活に活かしてみてください。
B「途切れ途切れの風鈴の音」を選んだあなたは……「気疲れ度:低い 」
風鈴の音がゆったりと辺りに漂うように、あなたは人との関係においても流れに身を任せる傾向があります。
その選択から見えるあなたの心理的状況は、他者との間にある小さな違和感やプレッシャーに振り回されることなく、自分らしいスタンスを保ち続けることができるタイプと言えるでしょう。
この自然体の態度が、他者との関係でさほど疲れを感じない大きな要因となっています。
その自然体を活かしつつ、時に自分のペースや価値観を他者と共有することで、より深い関係性を築くことができます。
他者が焦燥感を抱いている時、あなたの風鈴のようなゆったりとした態度は、周りの人々に安らぎをもたらすことができるでしょう。
ただし、自分のペースを守るあまり、他者の気持ちや状況を見落とさないよう注意が必要です。
時折、相手のペースや感情に耳を傾けることで、あなたの自然体の魅力はさらに際立つことと思います。
C「落ち葉の上を歩く足音」を選んだあなたは……「気疲れ度:高い 」
落ち葉の上を歩く時、その音を楽しむだけでなく、落ち葉を傷めないように気を使うことがあります。
それと同じように、あなたは他者との関わりの中で、その期待や感情を慎重に扱うタイプ。相手の気持ちや期待を感じ取り、それに応える行動をとる姿勢がうかがえます。
この強い共感性が、あなた自身の感情や意志を時として犠牲にする原因となってしまうことも。
あなたの共感力は、周囲の人々から非常に評価されていることでしょう。
しかし、自分の感情や意志を犠牲にしすぎては、いつかはあなた自身、限界に達してしまうかもしれません。
たまには、落ち葉の上を元気よく歩くように、自分の気持ちや意志を大事にする時間も作ってみてください。
自分の感情の存在を認め、尊重することが、他者との関係もより健全に保つ秘訣となります。
D「何も聞こえなかった」を選んだあなたは……「気疲れ度:ゼロ 」
あなたの心は静かな湖のように穏やか。その深い内面の中に、とりとめのない、さまざまな思いが巡っています。
あなたは、この湖を乱すような外部の騒音や他者の意見をあっさりスルーし、真実の声だけを取り入れる能力を持っています。
Dを選んだということは、自分の感覚や考えを信頼し、それを優先する傾向があることを示しています。
あなたは決して自己中心的ではないのですが、常日頃から自己防衛の姿勢が板についており、そして、その姿勢が外部の混乱に惑わされないもととなっているのです。
周りがどんな状況だったとしても、いつも穏やかなあなたの姿は、あなたの周りの人にとっても癒やしとなっています。
しかし、時として外部の声も取り入れることで新しい発見や成長が期待できます。
あなたの静かな心は、新しい風を受け入れられる器にもなると信じ、時折、外部の意見や感覚にも耳を傾けてみてください。
そのバランスが、さらなる平和と成長をもたらすでしょう。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部