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過走行車は壊れやすい?メリット・リスクから選び方のポイントまで解説


過走行車とは、平均的な走行距離よりも長距離を走行している車のことです。消耗部品が激しく劣化している可能性がある一方で、エンジンのように定期的に動かした方が良いパーツは状態が良好な傾向があります。 本記事では過走行車の特徴やメリット、リスクから選び方まで詳しく解説します。 過走行車とは 過走行車に明確な定義はありませんが、「一般財団法人日本自動車査定協会」では車の標準的な走行距離の目安を1年に1万km程度としています。 中古車市場では、1年に1万km程度よりも多く走行している車のほか、年式にかかわらず10万キロを超えた車も過走行車として扱われることが一般的です。 過走行車が壊れやすいって本当? 過走行車だからといって、必ずしも壊れやすいわけではありません。走行距離が多ければ、タイヤやブレーキパッドといった消耗部品の劣化は進んでいることが考えられますが、部品を交換すれば安全に走行することができます。壊れることよりも、メンテナンス時の部品交換に費用がかかる点に注意すべきでしょう。 また、樹脂製の部品や塗装の劣化によるボディの錆などは、走行距離だけではなく車の使用環境や時間経過の影響を受けます。そのため、過走行車だから壊れやすいとは限りません。 過走行だけではなく低走行にもリスクがある 過走行とは反対に、極端に走行距離が少ない車にもリスクがあります。例えば、走行時に発生するエンジンやトランスミッションの汚れは、オイルが循環することで浄化されます。低走行車の場合、オイルの循環による浄化作用が少ないため、調子が悪くなりやすいでしょう。車には、日常的にほど良く使われていた方が良好な状態を維持しやすいという特徴があります。 過走行のメリット 全ての過走行車に当てはまるわけではありませんが、主なメリットは次のとおりです。 価格が安い 一般的に、走行距離が長くなればなるほどに価格が安くなります。これは、走行距離が延びるにつれて中古車市場における人気が低くなるためでしょう。ただし、走行距離の価格への影響度は車によって異なるため、同じ走行距離でも年式やその他のパーツの状態などが異なれば価格にも差が生じます。 エンジンなどの調子が良い 日常的に走行している車は、エンジンのオイル循環による汚れの浄化作用が高いため、銚子が良いケースが多いでしょう。ただし、オイル交換のようなメンテナンスは必須です。エンジンのメンテナンスが適切に行われていれば、10万キロ程度の走行で調子が悪くなる心配はほとんどこともありません。 過走行車を選ぶときのポイント 中古の過走行車を選ぶ際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。 高年式の車体を選ぶ 高年式車とは、新車登録されてからの期間が短い車のことで、特に初めての車検を受ける前の車を指します。まだ一度も車検を受けていない車であれば、新車登録から3年以内の車になります。使用期間が短ければ、太陽の紫外線による樹脂部品の劣化が少ないと判断できます。 サビを確認する ボディや下回りなどの鉄部品のサビの発生に関係するのは、走行距離ではなく車の使用期間や使用環境です。例えば沿岸部であれば潮風の影響によって、比較的短期間でサビが発生します。ドアやハッチを開けたときに見える部分や、下回りなどのサビの有無を重点的にチェックしましょう。 整備記録簿からメンテナンスについて確認する 車の整備記録簿から、過去に行われたメンテナンスの内容を確認しましょう。エンジンオイルやフィルター、トランスミッションのオイルが定期的に交換されていれば、良好な状態であると考えられます。 過走行車の重点的にメンテナンスすべきところは? 過走行車で重点的にメンテナンスすべきところは、走行することで劣化が進む部品です。例えば次のようなメンテナンスを検討しましょう。 ・ラジエーターの水漏れがないか確認する・振動が気になる場合はエンジンマウントなどの交換を検討する・電気系なら補機用のバッテリー交換、場合によってはオルタネーターの交換も検討する ハイブリッド車であれば、走行用のバッテリーの劣化もチェックしましょう。この点については、カーメーカーのディーラーに相談するとよいでしょう。 ...続きを読む
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