
ウィンボンド・エレクトロニクスは、16nm DRAMポートフォリオを拡充し、8Gbおよび16GbのLPDDR4/4Xと16GbのDDR4新製品を追加することを発表しました。多様化するシステムや製品の要件に対し、最適なメモリ構成の選択肢を提供します。
16nm DRAMポートフォリオ拡充の背景
アプリケーションやOSの進化に伴い、システムが扱うデータ量は増大しており、性能とコストの両面で最適なメモリ構成が求められています。ウィンボンドは、エントリーからフラッグシップモデルまで幅広い製品を展開する顧客のニーズに応えるため、DRAMの容量ラインアップを強化しました。今回の拡充により、既存の容量ギャップを解消し、システム設計における柔軟性を高めます。
新製品の特長と主な用途
新たに16Gb製品を投入することで、従来の8Gb製品と比較してデバイスあたりの容量が2倍となり、より少ない部品点数で同等のシステムメモリ容量を実現可能です。これにより、基板スペースの削減にも寄与します。
用途に応じて最適な製品を選択できるよう設計されています。
・16Gb DDR4:スイッチやサーバー周辺機器向け
・16Gb LPDDR4/4X:車載システム、AI画像処理(AI-ISP)、ドローン、監視システム向け
提供スケジュール
新製品の提供予定は以下の通りです。
サンプル提供開始:2026年末まで
量産開始:2027年第2四半期
会社概要
ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社は、1987年9月に設立された半導体メモリソリューションのグローバルサプライヤーです。台湾・台中の台湾中部サイエンスパーク(CTSP)に本社を置き、台中と高雄に12インチウェハー工場を保有しています。主な製品として、コードストレージフラッシュ、カスタマイズメモリソリューション(CMS)、ロジックICソリューションを展開しています。
まとめ
ウィンボンドは、16nm DRAMポートフォリオの拡充を通じて、低消費電力かつ高速なメモリソリューションの提供を強化します。多様な製品グレードやアプリケーション要件に対応することで、顧客の設計支援を推進します。
