
膝関節周囲の末梢神経に対するラジオ波焼灼療法(RFA)が、こうのす共生病院にて2026年11月より本格運用されます。
変形性膝関節症に対する新たな治療選択肢
埼玉県鴻巣市のこうのす共生病院は、変形性膝関節症による膝の痛みを抱える患者の選択肢を広げるため、ラジオ波焼灼療法(RFA)の本格運用を開始します。同院ではこれまでリハビリテーションや薬物療法、再生医療、人工関節手術など幅広い治療を提供してきましたが、手術を慎重に検討する必要がある患者や、手術以外の方法を希望する患者への新たなアプローチとしてRFAを導入します。
ラジオ波焼灼療法(RFA)の仕組みと適応
RFAは、膝の痛みに関係する末梢神経にラジオ波で働きかけ、痛みの軽減を目指す治療法です。超音波(エコー)を用いて神経の位置を確認しながら処置を行います。治療前には、痛みに関係する神経に局所麻酔を行う「テストブロック」を実施し、痛みが半減した方をRFAの対象として検討します。処置は局所麻酔下で行われ、外来での日帰り治療が可能です。所要時間は準備を含めて30〜60分程度です。※RFAは変形した骨や軟骨そのものを元の状態に戻す治療ではありません。痛みの軽減を目指す治療であり、効果には個人差があります。すべての患者さんに適しているわけではなく、人工関節手術の代わりになる治療でもありません。なお、所定の適応条件を満たす場合には健康保険が適用されます。
患者一人ひとりに合わせた治療計画
同院では、年齢のみで対象を判断せず、痛みの程度や治療経過、全身状態、本人の希望を総合的に考慮して医師が適応を判断します。提供する治療法は以下の通りです。
・保存療法(運動療法、リハビリテーション、薬、注射など)
・再生医療(PRP療法、SVF療法、MFAT療法など/自由診療)
・ラジオ波焼灼療法(RFA)
・人工関節手術
※RFAには適応条件があり、診察の結果によっては実施できない場合があります。再生医療は自由診療です。各治療の内容、費用、主なリスク・副作用等については、同院の案内をご確認ください。
地域医療への取り組み
こうのす共生病院は、地域住民が健康や治療について理解を深める機会として、医療専門職による無料の「出張講座」を実施しています。病院の外でも接点を持ち、住民が最後まで自分の力で歩き人生を楽しめるようサポートを続けています。
