
「ドライバーに関するモチベーション調査」は、ドライバーの約8割が今後も仕事を続けたいという意向を持っていることを明らかにしました。
調査の背景と目的
物流・運送業界における深刻な人材不足を背景に、パーソルイノベーションとGOジョブは、ドライバー人材市場の実態を可視化するため共同で定点調査を開始しました。本調査では、心理学の「自己決定理論」に基づき、ドライバーが仕事を続ける理由や、仕事に対する誇り、他者への推奨意向について分析を行っています。※フロントラインワーカー:物流・運送、製造、建設、小売、飲食、介護など、人々の生活や社会インフラを支える現場業務に従事する職種の総称。
調査結果の概要
調査対象であるドライバー590人のうち、77.3%が「今後もドライバーとしてはたらき続けたい」と回答しました。また、「仕事に意義を感じる」「仕事が好き」といった主体的な理由で働いている人ほど、継続意向や仕事への誇りと強く結びついていることが分かりました。一方で、仕事への誇りや他者への推奨意向には個人差があることも判明しています。※グラフ中の数値は小数点第1位を四捨五入して表示しています。※図中の数値は相関係数(r)で、1に近いほど関連が強く、0に近いほど関連が弱いことを示します。
前職や入職経路による意識の違い
前職がオフィスワーカーだった層は、ドライバー職を知人に勧めたいと回答した割合が44.9%と高く、単なる収入目的ではない選択をしている傾向がうかがえます。また、入職経路別では、転職エージェントを利用した層の推奨意向が59.6%と最も高い結果となりました。待遇だけでなく、仕事の魅力や社会的意義を伝えることが、人材の確保・定着において重要であると考えられます。
調査概要
調査手法:インターネット調査(FastaskおよびGOジョブ登録者を対象に実施)
調査対象:現在ドライバーとしてはたらいている、または過去5年以内にはたらいていた人(旅客・貨物の両方を含む)
調査期間:2026年8月19日(水)〜8月24日(月)
対象人数:590人
まとめ
ドライバーの継続意向には、収入面だけでなく仕事への意義ややりがいが深く関与しています。今後も四半期に1度のペースで定点調査を行い、就業意識の変化を継続して追跡する予定です。
