非定型文書データ化サービス、AI TextSiftaが、金融機関などの融資や投資判断を助ける新機能を2025年4月に提供開始します。
サービス提供の背景
企業の紙文書や帳票類のデジタル化ニーズが増えている近年、AI OCRを活用した業務効率化が求められています。しかし、文字認識だけでは、読み取り後の手作業の負担が解消されない課題がありました。それを解決するために、AI TextSiftaは生成AIを活用して情報を文脈に沿って加工・要約・構造化した技術を持ち、これにより非定型の帳票、PDF、写真からの情報抽出が可能になります。さらに、日本語だけでなく外国語の帳票に対応することが可能です。新機能の概要
新機能の一つには、英字を含む企業の財務諸表から貸借対照表、損益計算書の情報を正確に読み取るテンプレートが追加されました。このテンプレートは、ファンドの間接投資先一覧、組合員情報などの抽出も可能にします。また、2025年2月に追加されたAPI連携機能を使い、RPAを通じてAI TextSiftaで抽出した結果を後続のシステムにデータ連携する設定が実装されました。これにより、業務プロセスが効率化されます。効果実証例
新機能の活用により、98%の時間削減が見込まれます。具体的には、書類から必要な情報をパソコンで手入力するのにかかる時間が、新機能の活用前の50時間から活用後の1時間に削減されます。まとめ
AI TextSiftaが提供する新機能により、企業の財務処理の効率化を実現し、その結果、業務プロセスの改善に貢献します。関連リンク
生成AI+AI OCRソリューション「AI TextSifta」にてAPI連携機能の提供開始: https://www.sakura-is.co.jp/topics/tp-000-721.html「生成AI+AI OCRソリューション AI TextSifta」サービス詳細: https://www.sakura-is.co.jp/solution/ps-000-158.html
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