自動車盗難事故実態調査：4年連続ランドクルーザーが盗難ワースト1

自動車盗難事故実態調査が、一般社団法人 日本損害保険協会によって26回目の実施が行われました。

概要

調査名：自動車盗難事故実態調査
調査期間：2022年1月1日～2024年12月31日
調査対象：損害保険会社21社
詳細URL：https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/index.html>www.sonpo.or.jp

主な調査結果

本調査の結果、車両本体盗難および車上ねらいの件数は減少傾向にあります。しかしながら、特定の車種への盗難が集中する傾向が一層強まっています。とりわけランドクルーザーが4年連続でワースト1となり、全盗難車両の4台に1台以上を占めています。

盗難件数増の原因

1件あたりの盗難保険金支払額が前年比20％上昇しました。これは、上位車種のフルモデルチェンジに伴う安全装置の装備増や車両価格の上昇が影響していると考えられます。

まとめ

全国的に自動車の盗難件数は減少していますが、特定の車種に焦点が当たる傾向が強まっています。一方で、車両価格の上昇や安全装置の装着増により、1件あたりの保険金支払額は上昇しています。