リスクモンスター、「決算書分析システム」のAI-OCR技術に関する特許取得を発表

リスクモンスターの「決算書分析システム」が、AI-OCR技術の特許を取得する成果を示しました。

特許取得の背景と概要

決算書のフォーマットは企業によって異なり、多岐にわたるパターンが存在する中で、従来のOCR技術では勘定科目や対応する金額の紐づけや高精度な読み取りが課題となりました。今回取得された特許技術は、これに対応するため開発された「決算書の画像読み取りと、適切な勘定科目及びそれに紐づく金額を自動で出力する」プログラムです。特に決算書の画像読み取りの精度を向上させたり、高精度な勘定科目の自動選定ができるようになったりと、企業担当者からの作業負荷を軽減し、財務分析や取引判断を容易にする手段を提供しています。

「決算書分析システム」の現状と展望

リスクモンスターの「決算書分析システム」はリリースから4年が経過し、読み取り精度は現在95％に達し、対応可能なフォーマットの種類も増えています。この特許取得は、財務分析業務の効率化と日本の企業成長への寄与の一歩として画期的な成果と言えます。今後も技術革新により、より多くのお客様にご利用いただけるようなサービス提供を心掛けます。

特許登録情報とサービス詳細

取得された特許は特許第7558730号で、権者はリスクモンスター株式会社。登録日は2024年9月20日となっています。「決算書分析システム」についての製品情報はサービスページにて公開されています。

特許取得企業リスクモンスターについて

東証スタンダード上場のリスクモンスターは、2000年から与信管理業務のアウトソーシング・クラウドサービス事業を開始以来、教育関連事業やBPOサービス事業、海外事業などにもサービスを拡大しています。本社は東京都中央区にあり、資本金は1,188,168,391円(2024年3月末時点)。詳細は公式ホームページにて。