
英国医学研究会議(MRC)医科学研究所の最新の研究が面白い。体重と身長から肥満度を調べるBMIは、必ずしも心臓年齢と合致していないというのだ。
ぼくのBMIは(体重74キロ)÷(身長1・68メートルの2乗)=26・2。軽度肥満である。健康で長生きしている人たちのBMIは22~27くらい。ぼくも当てはまっている。心臓の健康のためには、体重やBMIよりも、どこに脂肪が蓄積しているかが問題なのだという。
皮下脂肪は心臓の老化を予防
胃や腸、肝臓の周りに集中する内臓脂肪が、心臓の老化を早めていることがわかった。お尻や太ももに集中する皮下脂肪はむしろ、心臓の老化を遅らせる効果があった。驚きである。
男性に多い「リンゴ型肥満」(腹部に脂肪が集中)は心臓の老化を早め、女性に多い「洋ナシ型肥満」(腰や太ももに脂肪が集中)は心臓の老化を防ぐ傾向があるという。隠れた「内臓脂肪」が危険ということだ。内臓脂肪は、心臓の老化を早め、脂肪肝を起こし、肝臓がんの大きな原因にもなる。
内臓脂肪を減らすためにどうすればいいか
中性脂肪を減らすことが一番大事。甘いもの、せんべい、果物などは、血液中の中性脂肪を増やし、内臓脂肪の原因になり、脂肪肝や心臓の老化を進める。
だからといって、無理な炭水化物絶ちをするのはお勧めしない。ぼくの場合、ごはんは1日に1回だけ。大好きなカレーをお昼に食べたら、夕飯は魚と野菜の煮物と納豆ぐらいにして、ごはんは食べない。これが百年健康を作り出すコツである。
