‘24年4月17日、原宿・表参道に商業施設「ハラカド」がオープンしました。表参道と明治通りの交差点の角地に位置し、近隣には「ラフォーレ原宿」や「東急プラザ表参道 オモカド」がある一等地。今後、原宿の新しいカルチャー発信拠点としての発展が期待されています。
そんな「ハラカド」では、GW中の5月3日まで「原宿と濃い人生。」展を開催中。サントリー「伊右衛門」とのコラボ企画で開催されているこの企画、原宿ならではの“濃い”体験ができちゃうんです!
原宿で“濃い”人生を送った人々の生きざまを知る
「ハラカド」3Fの特設ブースに設けられた「原宿と濃い人生。」展には、原宿のカルチャーを盛り上げた人たちの“濃い”人生模様を知ることができます。
フォトグラファーやデザイナー、スタイリストなど、原宿ならではのクリエイターたちが顔を並べているほか、居酒屋の女将さんや八百屋さん、理髪店など地域に根ざしている方たちの姿もあり、実に個性豊かな顔ぶれが並んでいます。
展示されている“濃い”人生を送った人々については、ブース内で無料配布されている特製タブロイドでじっくり読むことができますよ。
ポートレート無料撮影体験も楽しめる!
「原宿と濃い人生。」展では、展示のほかにもご自身が原宿の“濃い”人々の一員になれる撮影体験もできるんです!
特設のフォトスタジオでは、プロカメラマンの撮影で「“濃い”人生」フレームのポートレートを無料で作成してもらえます。
本格的なスタジオでプロに撮影してもらう機会などなかなかないですよね。これは貴重なチャンスですよ!
作業を手がけるデザイナーさんいわく「どんな人でも“濃く”映えるよう、あえてザラザラに画質を加工します。そこに今回のテーマである『原宿と濃い人生。』の特別フレームをはめこめば……。まるでご自身が展示ポスターになったような気分が味わえますよ」とのこと。
さて、どんな仕上がりになるのでしょう……?
約5分ほどでポートレートは完成。オシャレな仕上がりは、まるで自身も原宿カルチャーを手がけた人間になったかのよう。この無料のサービスではデザイン終了後にQRコードが発行され、データとして持ち帰ることが可能です。
カップルでもご家族でも……。GW中の記念としてぜひいかがでしょうか。
注)
・ポートレート体験は予約不可の先着順
・参加希望者が多い場合は整理券配布
“濃さ”を追求したサントリー「伊右衛門」も味わえる!
展示スペースの入り口にはKIOSKブースが設置され、来場者にはもれなくサントリー「伊右衛門」のペットボトルをおひとりにつき一本、無料で配布しています。
発売20周年を迎え、さらに“濃さ”にこだわりリニューアルした「伊右衛門」。ぜひご自宅で味わってみてください。
懐古する原宿・進化する原宿
取材日は陽気も良かったので、現在の原宿の様子も見てきました。
昭和・平成時代の竹下通りのイメージは、地方や海外から来た方たちでごった返す観光地、といったものでしたが、令和となった今もそれは変わっていない様子です。
スイーツやファッション、外国人観光客のための免税店など……。さまざまなお店が軒を連ねています。原宿に来れば日本のトレンドがすべて手に入る、といってもおかしくないですね。
その中でも、原宿カルチャーの先がけはクレープではないでしょうか。「マリオンクレープ」でクレープを買い、食べ歩きをしながら竹下通りをブラつくのは、令和の現在でもいまだに根強く残っている文化といえそうです。その証拠に、この行列をご覧ください!
若者から外国人観光客など、さまざまな方たちがクレープを求めて集まっています。
かつて木造のレトロな雰囲気があった表参道口の駅舎は、’20年のリニューアルを経て、狭く混雑する不便な原宿駅のイメージを変えました。「情緒がなくなった」という声もありますが、これも時代移り変わりと考えれば受け容れられるのではないでしょうか。
一方で、変わらないのは竹下口。若いころに観光でここを訪れた人々に「ああ、そうそう!この駅舎」と懐古してもらうためにも、いつまでもこの風景は残しておいてほしいですね。
原宿は、新しいものの中にも古いものが混ざり合う、まさに“濃い”街。 GW中にぜひ原宿の“濃さ”を味わってみてはいかがでしょう。
「原宿と濃い人生。」展
開催期間:2024年4月29日(月)~年5月5日(日)
時間:〈展示〉12:00~21:00 〈ポートレート体験〉12:00~17:00
場所:東急プラザ原宿「ハラカド」3F
(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目31-21)
参加費:無料
<取材・撮影・文/櫻井れき>