3月12日に都内で行われたJR東日本「大人の休日倶楽部」プレス発表会にメインキャストである竹野内豊が登壇した。
新キャラクターとなった竹野内が登場する第一弾のCMは「福島・会津編」。
50歳を超えて、若い頃に思い描いていた“理想の大人”とのギャップをぼんやり感じ始めていた竹野内が、夫婦で会津の春の旅をしながら、ひと昔前とは違う自分達らしい「大人になること」の答えを探しに行くストーリとなっている。
完成したCMをみた竹野内は「これからの人生こういった習慣、そういう時間がとても大事なのかなと感じました。妻役の方からの“これからどうする？”のセリフに対して“まだ決めていない”という所が、何も決めずに自然の中でゆったりと大切な人と過ごす時間が身も心も豊かになる時間だと感じました」と、CMを通して改めて大切な時間の過ごし方について思いを語った。
CMではボートを漕ぐシーンがあるが、キャラクター的にあまり上手く漕ぎすぎないように奮闘したそうで、見どころのひとつだ。
20年間キャラクターを務めた吉永小百合から引き継ぐ形となり、会場では吉永から竹野内へのメッセ―ジVTRが流された。VTRをみた竹野内は「吉永さんに直々に竹野内さんと呼ばれ背筋がピッと伸びるような感じです。吉永さんが丁寧にスタッフや様々な方と作り上げたCMを受継いで、私自身もスタッフと旅して楽しみながらCMを作っていけたらと思います」気を引き締めた。
俳優デビューしてからの“人生の旅は？”という質問に対して「長く俳優生活をする中で、数えきれないスタッフや人とのご縁があり楽しいこと嬉しいこと沢山あったんですけど、様々な苦しみを乗り越える瞬間、そういった時間の方が自分の中ではインパクトが残っています。思い通りにはいかない事の方が必要だった。そういう時間を経験できたことが本当によかったなと思っています。まだまだ旅は序盤です。」と30年間の俳優人生とまだまだこれからという思いを述べた。
