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紅葉は今が見ごろ!?京都・宇治で穴場のスポット&抹茶グルメ


京都府宇治市は『源氏物語』の作者紫式部ゆかりの地であり、2024年の大河ドラマ『光る君へ』の舞台となっています。宇治市は「うさぎ」との縁が深く、宇治神社では「見返り兎」と呼ばれるうさぎの伝説が人気です。また宇治神社では学問のご利益があるとされ、秋には「知恵の輪」が設置されます。観光客が多い中でも、興聖寺では「琴坂」沿いの紅葉が人気の穴場スポット。宇治では抹茶スイーツも有名で、「ますだ茶舗」では本格的な宇治抹茶を使用したスイーツが楽しめます。中でも「おうす お団子付き」が人気で、特に「みたらし団子」が抹茶と相性抜群と評判です。

源氏物語の作者・紫式部ゆかりの地であり、2024年の大河ドラマ『光る君へ』の舞台である京都府宇治市。
世界遺産である平等院をはじめ興聖寺や宇治神社など歴史ある寺院や神社が数多くありますよね。
11月の紅葉シーズンということもあり、観光客もたくさんいて歩くのも大変なイメージですが、今回はそんな中でも比較的混雑なくゆっくり過ごせる穴場スポット&抹茶スイーツをご紹介します!

正しい道へと導いてくれる「見返り兎」の舞台『宇治神社』

京都・宇治市は「うさぎ」と縁が深い土地であることを知っていますか?
市内には‘‘うさぎみち’’と書く「莵道(とどう)」という地名があり、昔は「うじ」と読まれていたそうです。
なぜなら、ご祭神「菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」が昔、大阪・河内から宇治に向かう道中に迷っていたところを一羽のうさぎが振りかえりながら案内した、という言い伝えがあるから。そこから「菟道(うじ)」という地名がついたと言われているんです!
この言い伝えから、宇治神社ではうさぎを神様の使いとされ「みかえり兎」と呼ばれています。

参道を進むとうさぎがモチーフの手水舎があり、境内では至る所でうさぎを見ることができます!
もちろん「見返り兎」の像もあり、おみくじや提灯もうさぎです!うさぎ好きにはたまらないですね。
また、宇治神社には「うさぎさん参り」と呼ばれる特別な参拝方法があります。
その方法はこちら
1,「うさぎ絵馬」に願いを書き、本殿正面で「みかえりうさぎ」を通してお参りする。
2,絵馬を持ちながら本殿を時計回りに3周し、その間に3つのうさぎの置物に出会う。
うさぎの置物は、お賽銭前の「見返り兎」と同じものが1つと等身大の石のうさぎが2つ!
この3つのうさぎに出会うと絵馬に書いた願い以上のご利益を授かれるとされているので、是非お参りしてみてくださいね。

そんなうさぎ要素がたくさんの宇治神社ですが、学問の神様として信仰されています。祭神の莵道稚郎子は、幼いころから聡明で学問を究められたことから、学業・受験・合格のご利益があると言われています。
境内では11月頃になると「くぐると知恵を授かる」とされる、収穫された稲穂で出来た輪「知恵の輪」が設置されます。ちょうど紅葉シーズンに行くとご利益を授かることができますね!

紅葉を楽しむなら「興聖寺」

宇治神社を通り過ぎまっすぐ歩いたところには、紅葉の名所として有名な「琴坂」がある興聖寺(こうしょうじ)があります。興聖寺の石門から山門に至る200メートルほどの参道は穏やかな坂道となっていて、両側に紅葉の木が並んでいます。


写真は2024年11月24日に行った時のもの。色づき始めだったので緑が多かったですが、自然豊かで癒されます。ここが赤やオレンジの紅葉で彩られる所を想像するととても美しいですね。
例年の見ごろは11月下旬から12月上旬ですが、今年は暑い時期が長かったのもあり少し遅くなるかもしれないですね。

宇治にきたならお抹茶を嗜む!

宇治神社や興聖寺を歩いて少し疲れてくると、甘いものを食べたくなりますよね。
宇治と言えばお茶でも有名で「宇治茶」は日本茶の中でも代表的なお茶です。
今回はそんな宇治で甘味を味わいながらゆっくりできる場所も紹介します!

その名も「ますだ茶舗」。
平等院表参道正門前にお店を構えている、本格宇治茶玉露煎茶抹茶の専門店です。
写真からはみ出るほど並んでいるのはお団子や高級抹茶「初昔」をふんだんに使用した「宇治抹茶ソフトクリーム」を求める人たちの列。お店の周りにはテイクアウトしたアイスクリームを食べている方が多くいました。
実はここ、イートインスペースもあり中は空いていて穴場なんです!!

今回注文したのは期間限定の「おうす お団子付き」
宇治抹茶のアフォガードやぜんざいなどステキな抹茶スイーツが候補にあるなか、どうしても本場のお抹茶が飲みたかった私はお抹茶と団子がセットになった「おうす お団子付き」を注文しました。
お団子はプレーン・抹茶・みたらしの3種から選ぶことができて、スタッフのお姉さんにおすすめを聞くと「抹茶の団子が人気ですが、おうすと合うのは個人的にみたらしですね」と言っていたのでみたらしを選択。
メニューにもある「おうす」とは、抹茶のことをいいます。抹茶は‘‘薄茶’’のことをいい、その‘‘薄茶’’のことを「おうす」と呼ぶそうです。

しっかり点てられたおうすに、一つが大きいみたらしの団子!想像以上のボリュームでテンションが上がります。

おうすはきめ細やかな泡が綺麗ですね。1口いただくと、コクがあり苦みと甘みのバランスがちょうど良くてとてもおいしい!学生時代に茶道をかじっていたのでどうしてもこの味を恋しくなるときがあるのですが、やっと味わうことができました。
みたらし団子も実食!豪快に大きい団子を1口でいただきます。
ほんのりあたたかい!そしてやっぱり大きいです。もちもちふわふわとしていて、弾力感があります。味は控えめな甘じょっぱさで美味しい!おうすとも相性抜群です。
この「おうす お団子付き」は期間限定なので、気になった方は早めに行ってみてください♪

紅葉シーズンの穴場スポットを紹介しましたがいかがでしたか?
11月の紅葉時期の京都は混んでいて大変なイメージですが、場所によってはゆっくり回れるので紅葉も堪能することができます♪
京都にお出かけの際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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