ヨガには集中力アップ効果が?
集中力は仕事の効率を高めるためにも必要なものですよね。
ヨガは呼吸と共に行うアーサナや、瞑想の効果が相まって、集中力が鍛えられるエクササイズと言われています。
ヨガで集中力が鍛えられる具体的なポイントをご紹介します。
瞑想と同じ効果も?
ヨガは元々は自分の呼吸と身体をコントロールし、心もコントロールできるようになる修行から生まれたもの。
ヨガのレッスン中は複雑なポーズも多く、呼吸と身体に集中していないとできない事も多いです。
なので自然と自分の呼吸と身体だけに集中する事を促されます。
悩みや考え事を一時的に頭の外に追いやり、自分の呼吸と身体だけに向き合って余計な事を考えず、頭を空っぽにする効果があります。
頭を一時的に空っぽにすることで、客観的に物事を見たり、より良い案が思いついたりできますよね。
瞑想と同じ作用であり、頭の中をスッキリさせてやる気や集中力を高める効果があるのだそうです。
バランスポーズで集中力アップ?
ヨガのアーサナを練習することで、集中力が養われることも多いのです。
特に集中力アップに効果があると言われているのはバランスポーズ。
ヨガのバランスポーズはその名の通り、バランス感覚が必要になるポーズです。
片足でバランスを取ったり、逆さになってバランスを取ったりするアーサナもあり、しっかりと自分の重心をキープすることに集中していないとすぐにグラついてしまいます。
筋力があれば簡単という訳ではなく、力や勢いでできるものではないため、自然と目の前のことに集中する力が鍛えられるのです。
集中力アップヨガポーズ3つ!
頭がぼんやりした時は、ヨガポーズで集中力を鍛えましょう!
今回ご紹介するのはどれも初心者向けのヨガポーズ。
3つセットで挑戦してみてください!
集中力アップヨガポーズ①木のポーズ
木のポーズは、ヨガの代表的なバランスポーズの1つ。
片足でバランスを取るシンプルなポーズなので、簡単に見えますが初めてだと意外とグラグラすることも。
バランスポーズは力まかせではできず、身体の重心を意識してポーズを保つため、集中力が鍛えられるポーズなのです。
体幹トレーニング効果も期待できます。
【やり方】
①足をそろえてまっすぐに立ち、右足を持って足の裏を左の太ももに押し付けます。
②両手を胸の前で合掌します。
そのまま3〜5呼吸ゆっくり呼吸します。
終わったら反対側も同じようにやります。
【ポイント】
足の裏はしっかりと太ももに押し付けて、太ももは逆に足の裏を押し返しましょう。
押し合う力をうまく利用してバランスを保ちます。
集中力アップヨガポーズ②ウサギのポーズ
ウサギのポーズは初心者向けのヨガの逆転のポーズの1つです。
逆転のポーズとは、普段は上にある頭を身体より下にするポーズのことで、頭の血行を促進して疲れた頭をリフレッシュさせてくれます。
ウサギのポーズは頭のてっぺんにある百会(百会)というツボを刺激してくれます。
百会のツボは自律神経を整える効果もあり、寝る前行うと安眠効果も期待できます。
【やり方】
①正座から上半身を前に倒し、チャイルドポーズになります。
②両手を顔の横につきます。
③ゆっくりと頭を前に転がして頭のてっぺんを床につけ、首の後ろを伸ばします。
そのままゆっくり2〜4回呼吸します。
終わったらチャイルドポーズに戻ります。
【ポイント】
首に痛みや違和感がある方は、このポーズは控えましょう。
手でしっかり身体を支えて、首まわりは余分な力を抜いて行いましょう。
集中力アップヨガポーズ③船のポーズ
お腹まわりを引き締めながら、バランスを保つポーズです。
やり方もシンプルで簡単ですが、腹筋とバランス感覚が必要になります。
長く保つには腹筋も背筋も必要になり、ウエストを引き締めたい人は積極的に行うといいポーズです。
ウエスト痩せに集中力アップと、1度で2度美味しいヨガポーズです。
【やり方】
①体育座りになり足の裏を両手で持ちます。
②ゆっくりと足を伸ばしていき、身体でVの字を作ります。
そのまま3〜5回ゆっくり呼吸します。
【ポイント】
背中が丸くなってしまうと腹筋も使われないので、背中を伸ばしてVの字になるように意識しましょう。
足の裏を持つのが大変な場合はふくらはぎなど、持つ位置を変えてみましょう。
集中力は生活にメリハリをつけてくれる大切なものですよね。
目の前のことに集中して、効率よく行動したいもの。
ヨガポーズで集中力を鍛えてみてくださいね!