目的や気分によって香りを選ぼう!おすすめ精油の種類・効能
香りによって効能が異なるのが精油(エッセンシャルオイル)の魅力。
その時々の自分の状態や目的に合わせて香りを選ぶことがおすすめです。
優しい香りでリラックス!【ラベンダー】
アロマテラピーでは、もっともポピュラーな精油(エッセンシャルオイル)であるラベンダー。
心を穏やかにしてくれる優しい香りは就寝前のリラックスタイムにピッタリ。
実は古くからスキンケアに使われてきた精油(エッセンシャルオイル)であり、スキンケアで取り入れると美肌効果も期待できます。
憂鬱気分を穏やかに!【ゼラニウム】
女性からの人気が高く、化粧品やヘアケアの香料としても使われているゼラニウム。
華やかなローズ調の甘さとミントのような爽快感が魅力です。
女性ホルモンとの相性が良く、PMS(月経前症候群)や月経などで情緒が不安定な時や心身のバランスを整えたい時におすすめです。
元気が欲しい時に!【スイートオレンジ】
フレッシュで甘く爽やかな香りが特徴で、元気が欲しい時にぴったりの香りです。
気分をスッキリさせ、やる気を出したい時などにおすすめです。
食欲不振やストレス解消にも効果があると言われています。
集中力を高めたい時に!【ユーカリ】
ミント系の爽やかな香りが特徴で、頭をすっきりさせ集中力を高めてくれます。
優れた抗菌作用を持ち、花粉症による鼻づまりやのどの痛みなどの気管支トラブル対策、風邪の予防などが期待されています。
マスクスプレーなどに加工し、活用するのもおすすめです。
面接やプレゼン前にも!緊張を緩める【フランキンセンス】
森の中をイメージさせる神秘的な不思議な香りが特徴で、緊張を緩和してくれます。
ほのかにレモンのような爽快感もあり、気持ちを落ち着かせたい時にぴったり。
お守りとして香りを持ち歩くのもおすすめです。
実は簡単!精油の活用法
「精油(エッセンシャルオイル)は難しそう…。」と思っている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、気軽にアロマテラピーを活用できる方法をご紹介します。
お部屋で簡単にできる!【吸入法】
吸引法はマグカップなどを用いて簡単に活用できます。
マグカップや洗面器に熱湯(70~80℃)を張り、そこに精油(エッセンシャルオイル)を1~4滴たらします。
目を閉じ、蒸気と一緒に立ち上がってくる精油の香りを吸い込むことで鼻から香りが吸入され、リラックス効果が期待できます。
精油(エッセンシャルオイル)の種類によっては目の粘膜を刺激することもあるので、吸入する際は必ず目を閉じ、注意して行ってください。
持ち運びにおすすめ【アロマスプレー】
アロマスプレーを作っておくと、いつでも気軽に香りを楽しめます。
ユーカリなどを使用してマスクスプレーとして活用するのもおすすめです。
【用意するもの】出来上がり量:約50ml
・お好みの精油(エッセンシャルオイル) 合計3~10滴
・無水エタノール 5ml(薬局で販売しています)
・精製水 45ml(同じく薬局で販売しています)
・ガラス製のスプレー容器(※青や茶の色がついた遮光タイプのもの)
・ビーカー(またはガラス製のコップなど)
・ガラス棒(またはお箸)
※アロマスプレー作成用にコップやお箸を使用する際は、飲食用では使用しないでください
【作り方】
①ビーカーやガラス製のコップなどにエタノールを入れ、精油(エッセンシャルオイル)を合計3~10滴加える。
②ガラス棒やお箸でよく混ぜ合わせる。
③水を加えよく混ぜ合わせたら容器に移し、製作日や精油名を記入したラベルを貼る。
(※2ヶ月ほどで使い切るようにしましょう)
お風呂で楽しむ!オリジナル入浴剤
好きな香りでオリジナルの入浴剤を作ってみましょう。
今回は、発汗や血行促進効果も期待できる天然塩を使った作り方をご紹介します。
【用意するもの】
・お好みの精油(エッセンシャルオイル) 合計1~5滴
・天然塩 大さじ2
・ガラス棒(またはお箸)
【作り方】
容器に天然塩、お好みの精油(エッセンシャルオイル)を入れ、ガラス棒やお箸でかき混ぜたら完成です!
浴槽に入れ、よくかき混ぜてから入浴をお楽しみください。
※作ったものはなるべく早く使い切りましょう。
ここまで様々な精油(エッセンシャルオイル)の効能や活用法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
アロマテラピーと言っても、香りや使用法によっていろいろな活用の仕方がありますよね。
自分の好みや使いたいシーンなどに合わせて、ぜひ香りのチカラを活用してみてくださいね!
この記事は編集部及びライターの経験や知識に基づいた情報となります。個人によりその効果は異なりますので、ご自身の責任においてご利用・ご判断をお願い致します。