価値観を押し付けてくる人
結婚生活は、お互いの意見をすり合わせながら営むもの。
どちらかが一方的に我慢している状態が続くのは、あまり良い状態とは言えません。
とくに自分の「こうあるべき」という価値観を押し付けると、相手に負担をかけるのと変わらなくなってしまいます。
結婚をしても、子どもを産むかどうかは別問題。
産みたいと思う人もいれば、「今はちょっと…」と考える人もいます。
そして、結婚したら仕事のペースを落としたいと思う女性もいれば、結婚しても変わらず第一線で働きたいと願う女性もいます。
彼女の意見を聞かずに「結婚したら家にいてほしい」「料理はちゃんと手づくりがいい」「子どもは二人」と勝手に価値観や要望を押し付けてくる男性は、もしかしたら旦那さんには向いていないかも。
それより「どうしたい?」と希望を聞いてくれたうえで、真剣に将来について考えてくれる男性が理想ではないでしょうか。
自分のライフプランを押し通そうとする人
知り合いの女性は、かつて付き合っていた男性から、ある日「100年計画」というものを渡されたそうです。
〇歳までに結婚し、〇歳までに子どもを産み、〇歳になったら一軒家を建てるなど、100歳までの計画を渡されたそうです。
お互いに学生だったということもあるでしょう。
彼女はそれだけ真剣に考えてくれているんだと最初は喜んだそうです。
ところが、月日が経つにつれて自分の希望は何一つ聞いてもらっていないことに気がついたのです。
彼女は、「私は彼の付属品ではない」と思うようになって破局したようです。
ライフプランを考えないよりかは考えてくれたほうがありがたい。
けれど、その通りにしてほしいと押し付けられるのは、彼女としてはストレスになりますよね。
あくまでも、二人のライフプランを考えてくれるなら嬉しいのですが……。
つらいときに寄り添ってくれない人
彼氏として側にいるなら、つらいときくらいは寄り添ってほしい。
それは、恋をしている女性なら誰もが思うことではないでしょうか。
ところが世の中には優しくて真面目でも、つらいときに寄り添わない、あくまでも自分ファーストな彼がたくさんいるんです。
ある知り合いの女性は、就職活動がうまくいかずにとても苦戦していたそうです。
内定がもらえず気分が暗くなり滅入っていたときに、彼は一足先に内定をもらい、なんとひとり旅へ出発してしまいました。
いざというときに守ってもらえないんだと知り、彼女は別れたいと伝えたそうです。
普段どんなに優しくても、つらいときもひとりで頑張らなければいけないのは、しんどいですよね。
長い結婚生活を考えたときに、もっと自分にふさわしいパートナーはどこかにいると思ってしまうのも仕方がありません。
仕事の話をすると表情が曇る人
毎日働いていれば、仕事で嬉しいことも起きます。
ずっと頑張っていたことに結果が出るのは、最高に嬉しいことですよね。
ところが、彼のタイプによっては彼女の成功を素直に喜べない人もいます。
「よかったね」と口では言っていても、まったく笑わないのです。
これからもバリバリ働くかどうかは別として、仕事の話をしたときに表情が曇るというのは、少し彼の器の小ささを感じるような、感じないような……。
心から「よく頑張ったね」と言ってくれる人のほうが、パートナーとしては適任かもしれません。
優しくて真面目だけでは、旦那さんには向いていません。
大変なときこそ、いかに相手を思いやれるかが大事なんです。
彼の優しさだけにごまかされないように、ありのままの自分を受け止めてくれる人なのかどうかを今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。