強風に負けないスタイリングの基礎★ベースづくり
まず次の日のスタイリングに備えて、洗髪の際は洗い流さないトリートメントを使って髪のパサつきやダメージを補修させましょう。
乾燥によってキューティクルがはがれると、髪は空気中の湿気から水分を吸収し、うねったり膨らんだりします。スタイリングしやすい髪作りは前日のバスタイムから始めましょう。
朝のスタイリングで大切なのはしっかり髪をドライすること。
髪に水分が残っている状態だと、形のキープ力は弱くなります。
水で寝ぐせを直したり、朝シャンした後は、しっかりドライヤーで乾かすようにしましょう。
ヘアセットする前に使いたいスタイリング剤は?
ヘアセットの持ちをよくするスタイリング剤にはワックス、ジェル、スプレー、ムースなど種類は様々です。目的に応じて使い分けるようにしましょう。
髪を自由にアレンジできて、なおかつキープ力も高いものと言えば「ムース」と「ワックス」。両方ともヘアセット前に使うスタイリング剤です。
スタイリング剤の種類①ムース
油性成分をベースとするスタイリング剤です。仕上がりは比較的ソフトで、カチカチに固まらないので、再調整も可能。やり直ししたい時は便利です。あまりべたつかず、自然な感じにまとまります。手のひらにムースを出し、髪全体に揉み込みましょう。特に前髪、毛先など綺麗な形を出したいところを念入りに。最後にドライヤーを当てると、程よく固まります。
スタイリング剤の種類②ミスト
前髪にクセをつけたり、ふんわりウェーブをナチュラルにキープしたい時に使えるスタイリング剤です。水分が多いので、重くなりすぎず、自然な雰囲気に仕上がります。ゆるふわの柔らかいアレンジには使いやすいスタイリング剤ですが、キープ力の点ではワックスやムースには劣ってしまいます。
スタイリング剤の種類③ワックス
強風が吹いてもへこたれないスタイリングをキープするには、クリームタイプのワックスがおすすめです。キープ力が強いのがしっかりヘアセットをする際につかいましょう。ただ少し重たい印象になりがちです。手のひらに少量ワックスを出し、透明になるまで手のひらの上で揉み込みます。ワックスを根本につけたら髪に馴染ませたら、好みの形にスタイリングしていきましょう。
スタイリング剤をつけた状態でドライヤー、コテを使ってヘアセットしていきましょう。
ここで覚えておきたいポイントがあります。
髪は冷える時に形状が記憶されます。
ドライヤーやコテで髪に熱を当ててセットが完了したら、次は冷めるまで触らないようにしましょう。
しっかり冷めたら仕上げのスタイリング剤を使っていきます。
ヘアセット後に使いたいスタイリング剤は?
スタイリング剤の種類④スプレー
スプレーはきっちり形を整えた後、セットした髪をキープさせるために使います。
ハードタイプのものならしっかり固まり、キープ力もアップします。
強風にも負けないほど、しっかりセットをキープさせたいなら、
「洗い流さないトリートメント」→「ワックス(もしくはムース)」→「スプレー」の3種類を併用するのがおすすめ。
このスリーステップを覚えておきましょう!
① セットしやすい髪を作る
② しっかり固める
③ 最後の仕上げスプレーでキープ力をあげる
風の日も、雨の日も、365日素敵女子でいたい♡
そのためには強風でもボサボサにならないキープ術を知っておく必要があります。
「ベース作り」「セット前のスタイリング」「セット後のスタイリング」の3つのステップをしっかりマスターしてくださいね!