ここ数年、真夏日どころか猛暑日が続くことさえ珍しくなくなってきた日本列島。
そのなかでも、東京の暑さは格別です!!
地面は熱を溜め込むアスファルトに覆われ、大気にはエアコンや車の排気熱が充満し…なんて、考えるだけで暑くなってしまいますね。
そんなときは灼熱の東京を抜け出し、郊外へ出かけましょう。
自然の多い郊外には、暑さでバテた現代人を癒してくれる、自然のひんやりスポットがたくさんあります♪
山梨県の「鳴沢氷穴」
青木ヶ原樹海にある「鳴沢氷穴」は、日本一の富士山が生んだ、世界屈指のアイスワールド! 天井から滴り落ちた水滴が氷柱となり、摩訶不思議な氷の世界を創り出しています。
洞窟内の年間の平均気温はおよそ3度。一年を通してひんやりとした、まさに夏の涼スポットです♡
総延長は約153m。数字の「8」のような環状になっており、一周約15分ほどで見て回ることができます。 洞窟内は滑りやすいため、ヒールはできるだけ避けましょう。
鳴沢氷穴
山梨県南都留郡鳴沢村8533
TEL.0555-85-2301
茨城県の「袋田の滝」
高さ120m、幅73mもの大きさを誇る「袋田の滝」。水しぶきをあげて流れ落ちる様は、まさに豪快の一言に尽きます☆
日本三名瀑の一つに数えられ、別名は「四度(よど)の滝」。 一説には、滝が四段になった岸壁を流れるからと言われ、また他説では、西行法師が「この滝は四季それぞれに訪れなければ、真の風趣はわからない」と言ったからだそう。
西行法師の言葉通り、新緑の春・涼を楽しむ夏・美しい紅葉の秋・氷瀑の冬と、四季折々の姿を楽しめるスポットです♡
袋田の滝
茨城県久慈郡大子町袋田3-19
TEL:0295-72-4036
栃木県の「大谷資料館」
地下空間の神秘的な雰囲気から、映画のロケ地としても使われている「大谷資料館」♪ もともとは大谷石の地下採掘場で、1979年から資料館として一般公開されるようになりました。
年間の平均気温は8度前後、昔は政府米の保管庫としても使われていたという、歴史ある涼スポットなのです。 ライトアップされた巨大な空間は、まるで地下宮殿のよう♡
ひんやりとした涼感とともに、幻想的な雰囲気を楽しみたいですね。
大谷資料館
栃木県宇都宮市大谷町909
TEL. 028-652-1232
栃木県日光の「天然氷」
※写真はイメージです。
これまでとは少し趣向を変えて、食べてひんやりできる涼スポットはいかがでしょう? 栃木県の日光には、全国的にも珍しい天然氷を作る業者さん(氷室)が数軒あり、氷室やカフェなどで天然のかき氷がいただけます♡
天然氷とは、冬の寒さで自然に凍らせたもの。綺麗な沢の水を引き込み、少しずつ少しずつ、凍らせていきます。 天然氷で作ったかき氷はふわふわと口溶けがよく、ほんのりとした甘みがあります。
日光を観光する際はぜひ、天然氷もお忘れなく!
関東近郊で楽しめる、夏の涼スポットはいかがでしたか? 夏の暑さに疲れたら、エアコンの冷気とは違う、天然のクーラーで癒されましょう♪
関連記事