ズームスライダーで表示倍率を変えたり、「Ctrl」+マウスホイールで表を拡大・縮小したりするのは、Excel初心者でもお馴染みな操作のハズ。でも、「大きな表を画面ピッタリに収めて見渡したい」とか、「表の一部分だけをピタッと画面に表示して計算に集中したい」なんて時には、他の拡大機能も覚えておくと地味に時短になりますよ!
※本記事では「Microsoft Office Excel 2016」を例にしております。
「選択範囲に合わせて拡大/縮小」機能を活用する
▲Excelのズーム機能といえば、「Ctrl」+マウスホイール回転はもちろん、「表示」タブの「ズーム」ボタンや「100%倍率表示」ボタンが用意されています。が、画面に収まりきらないぐらい大きな表を編集している場合など、これらの操作だけでは表示倍率の正確な調整が効かず、微妙に融通が利かない場面が出てくるかも。
▲その場合、まずは任意に拡大したいセル範囲を選択。次に「表示」タブの「選択範囲に合わせて拡大/縮小」ボタンをクリックすると……
▲Excelの画面ピッタリに表の一部が表示されました。編集するデータのみに集中したい時には地味に便利です。
▲大きな表の全体をピタッと見渡したい場合にも、このとおり。一応覚えておくと、綺麗に表を画面に収めたい場面でちょこっと役立つかもしれません。