生産者直営のたまご専門店「たまごの樹」(有限会社瀧田養鶏場、秋田県秋田市)は、“えこぱっく”の販売とプリンの空きビン回収を開始した。
たまごの樹“えこぱっく”概要
“えこぱっく”は卵10個が入る容器。税込100円。発売日は2024年5月20日。「たまごの樹」各店で販売している。ニワトリやヒヨコと卵のイラストを描いた、オリジナルデザインの可愛らしいたまごパック。繰り返し使用することで卵をお得に買える。
「たまごの樹」の主要な利用客は女性で、子供連れも多いことから、どうせなら可愛い物を使ってもらいたい、子供にも卵に親しみを持ってほしいという思いでデザインから発案したという。
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たまごの樹 プリンの空きビン回収
プリンの空き瓶回収キャンペーンは、「たまごの樹」各店で随時実施。人気商品「なめらかプリン」の空き瓶2個を持参すると、瀧田養鶏場のたまご1個と交換できる。
「たまごの樹」にはカステラ、シュークリーム、プリン、ソフトクリームなどの商品があるが、特にプリンは創業当初からの人気商品。
「なめらかプリン」は小瓶に入った商品で、とろける食感が特徴。味の種類は季節ごとに変わり、1年間を通して人気のシリーズだ。
見た目の可愛さや美味しさを表現するために小瓶を使用しているが、食べ終わったあとの片づけに困ってしまうという声もあり、空き瓶回収キャンペーンの実施に至ったという。
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施策の背景
SDGsという言葉が当たり前になりつつある中、何をしたらいいか分からないという人も多く、瀧田養鶏場では「誰でも簡単に取り組めるものはないか」を考えたという。
毎回たまごを購入する度に溜まってしまうパック容器、プリンを購入する度に増える空きビンを、そのまま処分してしまうのは勿体ない、それならば容器もビンも再利用し、店も利用客も喜べるものにしようということで、たまご容器の販売と空きビン回収に踏み切った。
利用客は最初にたまご容器を購入することで卵をお得に購入でき、空きビンを持ってくることで卵と交換でき、店舗側は資源の削減につながる。
瀧田養鶏場では、同社のSDGsへの取り組みは「安定した農業、販売スタイルを確立し、均等に食料がいきわたるモデル」に、えこぱっくの販売と空き瓶回収を通し「持続可能な消費を促す」「資源の再利用で気候変動、森林破壊への影響を減らす」取り組みにつながっているとしている。
今後の展開
たまごの樹では、今後も「地域の企業やお客様に愛されるたまご専門店」を目指し、地域への貢献活動を進め、地産地消等の観点からも地元の優良な素材を使用した「おいしさと安全の両方をテーマにした商品」を開発していく意向。
また、フェアトレードで生産者からの適正価格での仕入れを続け、商品の高品質を維持するため、今後も消費者への直接販売を続け、直営店での販売をメインに事業を進めて行くという。
たまごの樹は今回の施策発表にあたり、「『うれしい』『楽しい』『ありがとう』『感謝』をモットーに皆様に喜んでいただけるようにこれからも邁進し、たまごを販売することでお客様に幸せをお届けします」としている。
たまごの樹 店舗情報
たまごの樹 河辺店
- 所在地 :〒019-2625 秋田県秋田市河辺北野田高屋黒沼下堤下108-3
- 営業時間:10時~18時(毎週水曜日は17時まで)
- 電話:018-882-3015
たまごの樹 追分店
- 所在地:〒010-0101 秋田県潟上市天王長沼10-1
- 営業時間:10時~18時(毎週火曜日は17時まで)
- 電話:018-853-4510
たまごの樹 大曲店
- 所在地:〒014-0033 秋田県大仙市和合宝門清水140-3
- 営業時間:10時~18時(毎週水曜日は17時まで)
- 電話:0187-73-5808
有限会社瀧田養鶏場 会社概要
- 屋号:たまごの樹
- 代表者:表取締役 瀧田 史朗
- 所在地:〒019-2632 秋田県秋田市河辺大張野字道の下72番地
- 事業内容:養鶏業、たまごの小売販売
- 「たまごの樹」公式サイト
- 「たまごの樹」Facebook