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【通販の逸品】セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」実食レビュー【喉ごしつるつる、コシ強く香り豊か】



長崎県島原市に本社を構え、素麺・うどん・カステラなど食品の卸売と通販を行う、株式会社セテラ。代表的な商品は「島原手延そうめん」。女性に人気の黒ごまを練り込んだ「黒ごまそうめん」も展開され、一番人気となっています。





セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」
セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」




島原手延そうめんの歴史





島原手延べそうめんの歴史はおよそ350年とも、400年とも言われています。





1637年~1638年(寛永14年~15年)に起きた日本の歴史上最大規模の一揆「島原の乱」以降、島原南部の人口が激減。





農村復興のために江戸幕府が行った移民政策によって、そうめんの生産地として有名だった小豆島からの移民たちが、そうめんつくりを広めたという説もあります。





しかり、これよりさらに昔、唐人僧たちの食文化・そうめんの製法が南島原に伝わったという説が、現在注目を集めているそうです。





かつては生産量の8割を三輪に提供されていたことから、島原手延べそうめんのブランドはあまり知られていませんでしたが、そうめんつくりの伝統と技は連綿と受け継がれ、近年になってブランドの地位を確立するに至りました。





セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」
セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」




島原手延そうめんの作り方





島原手延そうめんの作り方はまず、その日の気温と湿度を考え、小麦・塩・水を練り合わせ団子を作り円盤状につぶします。それに綿実油をぬり、ひねりをいれながら数回のばします。





5mm程度に細くなった麺を2本の棒でさらにのばし、翌日には長さ3メートルくらいになるまでのばし、吊り下げて5時間程干します。干し終わった麺は、均一の長さに切り揃えられます。丹念に作られる島原手延そうめんはまさに職人の技と伝統の作品なのです。





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セテラ「島原手延べそうめん」味のポイント





セテラは「島原手延べそうめん」の味のポイントとして、「島原の水」「厳選された小麦粉」「伝統の手延べ製法」を挙げています。





島原の水





霊峰・雲仙山系に涵養された水は、日本の名水百選にも選ばれ、市内髄所から沸き出しています。「島原手延べそうめん」のは質・量ともに恵まれた「島原の水」が、贅沢に使われています。





厳選された小麦粉





セテラのそうめんに使用される小麦粉は、厳選された強力粉。硬質小麦を原料とし、色目がやや黄色がかっています。





伝統の手延べ製法





職人の手によって丹念に作られる島原そうめんは、技と伝統の作品。生地(小麦粉)が最も熟成する温度を厳正に管理することで、熟成をスムーズに進行させる島原伝承の技術が用いられています。





セテラ 公式ショップの通販商品





セテラの公式ショップ(楽天市場)では、「島原手延うどん」や「博多ラーメン」「長崎カステラ」など多様な商品が扱われていますが、やはり目玉は「島原手延べそうめん」。





化粧箱に入った「手延べそうめん」50g×8束の400g入りは税込1000円。





「手延べそうめん」「黒ごまそうめん」各50g×4束の食べ比べセットも、同じ400g入りで税込1000円です。





そのほかにも木箱に入ったギフト用商品や、3kg60束入りの自宅用大容量商品など、多彩なラインナップが揃えられています。





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島原手延そうめん・黒ごまそうめん調理





セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」
セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」




島原手延そうめん調理





「島原手延そうめん」の茹で時間は1分半から2分。





セテラ「島原手延そうめん」
セテラ「島原手延そうめん」茹で時間は1分半~2分




茹で終わったら素早く水で冷やし、2~3回水洗いしたら完成です。調理時間としてはカップラーメンを作るよりも短く、手軽です。





セテラ「島原手延そうめん」
セテラ「島原手延そうめん」水洗いしたら完成




黒ごまそうめん調理





「黒ごまそうめん」は通常の「島原手延そうめん」より少し太めで、茹で時間は3分半から4分。





セテラ「黒ごまそうめん」
セテラ「黒ごまそうめん」




「島原手延そうめん」同様、茹で終わったら素早く水で冷やし、2~3回水洗いしたら完成です。





セテラ「黒ごまそうめん」
セテラ「黒ごまそうめん」




ちなみに「黒ごまそうめん」の元祖は島原そうめん。





中力粉で作られるそうめんでは、黒ごまを練り込むとグルテンのつながりが弱くなり、まともに黒ごまそうめんを作れないそうです。島原伝承の強力粉のそうめんと黒ごまとの、相性の良さから生まれたのが「黒ごまそうめん」です。地元では日常食として、たくさんの家庭で食べられているそうです。





島原手延そうめん・黒ごまそうめん実食レビュー





セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」
セテラ「島原手延そうめん」「黒ごまそうめん」




通常の「島原手延べそうめん」は白くて細く、「黒ごまそうめん」は蕎麦(そば)のような色味でやや太め。並べると見た目は大きく違います。





島原手延そうめん実食





セテラ「島原手延そうめん」
セテラ「島原手延そうめん」




シンプルにめんつゆで食べていきます。「島原手延べそうめん」はつるつるとしなやかな喉ごしながら、強力粉を使っているだけあって噛むとコシが強く、なかなか食べ応えがあります。麦の香りも楽しめます。





試しにめんつゆ無しでも食べてみましたが、麦の香りが良く、コシの強さも楽しめて、少々“通好み”な食べ方かもしれませんが、そのまま食べても「おいしい」と言える味わいです。





セテラ「島原手延そうめん」
セテラ「島原手延そうめん」




黒ごまそうめん実食





「黒ごまそうめん」は、顔を近づけるとさっそく黒ごまの香ばしい匂い。





セテラ「黒ごまそうめん」
セテラ「黒ごまそうめん」




つるつるとしなやかな喉ごしや、コシのある噛み応えは通常の「島原手延べそうめん」と同様です。ペーストした黒ごまがふんだんに練り込まれているらしく、噛むほどに口の中いっぱいに香りが広がります。





黒ごまはタンパク質・ビタミン・食物繊維や、カルシウム・鉄分などのミネラルを豊富に含み、女性にうれしい“セサミンパワー”を取り入れられるのも、「黒ごまそうめん」の良いところです。





セテラ「黒ごまそうめん」
セテラ「黒ごまそうめん」




島原手延そうめん・黒ごまそうめん いろいろな食べ方





そうめんというと“夏の食べ物”というイメージが強く、実際、食欲の落ちやすい暑い日にもつるつると涼やかに食べられるのは大きなメリットです。





とはいえ、寒い時期にもそうめんの活躍しどころはあり、句の野菜と一緒に煮込んだアツアツの「にゅうめん(にうめん、煮麺)」も良いものです。





セテラの通販サイトでは「そうめんを食べ尽くす! 1週間レシピ」と題し、鍋の具材に使う食べ方や、おしゃれな「トマトとバジルの冷製カッペリーニ前菜風」などの食べ方も紹介しています。





また、「黒ごまそうめん」を使った「汁なし黒ごま担々麺風」や「えびとにらのチャンプルー」「ほうれん草ときのこの豆乳クリームパスタ風」と、楽しいアレンジレシピも公開しています。





お得な大容量のそうめんを購入し、さまざまな食べ方を試してみるのも面白そうです。





株式会社セテラ 会社概要






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