キャンプ好きのギア部屋をはじめ、コレクターズルーム、ガレージ……。「好きなものだけ詰め込んだ自分だけの部屋」は、趣味人が一度は夢見る空間。そんな夢のような場所が、コンテナで手に入れることができるんです!
静岡県浜松市にある4×C(フォーバイシー)は、コンテナハウスの専門会社として2016年に誕生。車一台分のスペースがあれば、コンテナを使って自分だけの趣味部屋が手に入る、夢のような空間を提供している会社だ。
JRや海外で使われていた貨物用コンテナなど、使われなくなったコンテナを部屋として再利用し、内装は自分好みに変更可能。自由な発想でさまざまな使い方ができる。では実際にどんなコンテナハウスが手に入るのか、その活用例を見せてもらった。
好きな時にいつでもキャンプができる、グランピングコンテナ。
木をふんだんに使った内装と、テーブルや二段ベット、そして有効ボードの壁一面にアウトドアギアを置いた「グランピングコンテナ」。その名の通り、ここでキャンプ泊しているかのような空間に仕上げている。夏場の虫問題や天気を気に左右されることなく、いつでも好きなタイミングで快適なキャンプを楽しめる!
飛行戦艦がイメージ。無機質な壁にと薪ストーブを入れた空間。
無機質ながら独特の表情を持つ黒皮鉄を内装に使ったインテリア例。この部屋のイメージは、天空の城ラピュタに登場する飛行戦艦ゴリアテだとか!室内には薪ストーブを設置し、それを囲みながらみんなで料理や会話を楽しめる空間に仕上げている。
自宅の庭がカフェになる⁈ 小さなカフェコンテナー。
ドアが5つ並び、それぞれのドアを開けると目の前にイスが置かれたユニークな内装。こんなカウンター席のみの小さなカフェもコンテナだから作ることができる空間。知人だけを招待した秘密のバーにするのもアリ。カフェやバーのほか、雑貨店やヴィンテージショップなど店舗利用に使う方もいるとか。
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コンテナハウスを体験できる展示場がオープン!
このほか、4×Cが手がけるコンテナは紹介しきれないほど多様。そしてそんな活用例を8つほど紹介している展示場「コンテナベース」が、6月にオープンした!
予約して見ることができるという、まさに秘密基地のような空間。入り口の黒い扉を開けると、まっすぐに伸びた廊下とその脇には、異なるコンセプトで作られた8基のコンテナハウスがズラリ。
バイクをディスプレイしたガレージ、書斎やアトリエ、ギター部屋など、どれも個性的なテーマで再現されている。
また、一番奥のステージの壁では夜になるとプロジェクターを使い映画鑑賞もできるそう。このコンテナが日常から解放される場所になってほしい、という想いが込められているのだとか。
販売されているコンテナは以下の3種類。どれもW3715×D2450×H2500㎜のコンテナを使い、全てのプランに現地調査、運送費、設置費用(ブロック基礎)が含まれる。
<NAKED(ネイキッド) 37.8万円>
コンテナ納品後の施工はすべて自身で行う。
<HALF BUILD(ハーフビルド) 108万円〜>
プランニング、断熱、電気、照明工事、窓、サッシ施工など下工事までお願いしたら、床、壁、仕上げは自分で行う。
<FULL BUILD(フルビルド) 216万円〜>
断熱、電気、照明工事、外装工事、内装仕上げ、サッシ施工、エアコン、給換気取付工事など、すべて4×Cが手がけ、買い手は家具を入れるだけ。
コンテナなら自宅の庭以外にも、山や海など好きな場所に低予算かつ小面積で設置が可能。子どもの頃に憧れていた秘密基地を大人になった今こそ手に入れたいもの!気になる人はまずは展示場でその雰囲気を確かめてきてほしい。
(問)4×C(フォーバイシー) tel:053-489-3113 Mail:info@4xc.jp http://4xc.jp/