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トヨタのランクル300が一部改良。3.5Lツインターボのハイブリッドが新規追加され、ディーゼルにはGXが新設定に!



“欲しくても買えないSUV”の代表格ともいえる『TOYOTA(トヨタ)』のランドクルーザー“300”が一部改良された。今回の目玉は、3.5L V6ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドの新設定だ。さらにディーゼルにはGXが新設定されるなど、ラインアップも大幅に変更。果たして今回のランクル300は、今度こそ「ちゃんと買えるランクル」になるのか?


※こちらの記事は、9月 28日公開の姉妹誌「モーターファン」掲載記事より引用しています。


ランドクルーザー“300”白

ランクル300に待望のハイブリッドが新たに追加設定!


「ランドクルーザー300が欲しいけど、注文できない……」「注文できても納車までいつになるの?」そんな声も多かったランクル300に、今回の一部改良で大きなニュースが飛び込んできた。なんと、3.5L V6ツインターボ+モーターによるハイブリッドモデルが新設定されるのだ。しかもランドクルーザーシリーズとして国内初のハイブリッドとなる。


2021年に登場した現行ランドクルーザー300は、3.5L V6ツインターボのガソリンと3.3L V6ツインターボディーゼルを設定。これまで国内仕様にハイブリッドモデルは存在しなかった。


2026年10月1日発売となる、今回の一部改良では、そこに新たに3.5L V6ツインターボ+モーターのハイブリッドを追加。ZXとGR SPORTに設定される。


このパワーユニットは、姉妹車とも言えるレクサスLX700hにすでに採用されている、V35A-FTS+モーターのパラレルハイブリッドと同系統のシステム。大排気量ツインターボエンジンとモーターを組み合わせたパラレルハイブリッドシステムを採用し、モーターによる素早いレスポンスとエンジンの力強さを両立。単純に燃費性能を追求したハイブリッドではなく、ランクルらしい悪路走破性やコントロール性も重視しているのがポイントだ。


ランドクルーザー“300”黒
ZX・ハイブリッド車

ハイブリッドはZXとGR SPORTに設定される


ランクル300の3.5L V6ツインターボは、従来から最高出力415PS、最大トルク650N・mという強力なスペックを持つエンジン。モーターのアシストによってオフロードでの高いコントロール性を実現するとともに、オンロードでは伸びのある加速を実現する。単なる燃費対策というよりも、ランクル300の走行性能をさらに磨くためのハイブリッドという位置付けという点に注目。


さらにハイブリッド車では電動パワーステアリングも採用。オンロードだけでなくオフロードでも、操縦しやすく疲れにくいステアリングフィールを追求している。


今回設定されるハイブリッドは、ZXとGR SPORTの2グレード。どちらも4WD、7人乗りとなり、価格は以下の通り。


【ZX 3.5Lハイブリッド】980万1000円
【GR SPORT 3.5Lハイブリッド】1020万300円


ランドクルーザー“300”フェイス
ハイブリッド搭載グレードは、ついに1000万円級となったランクル300。フロント&リアなどハイブリッド専用デザインが採用される。

まさにハイエンドラグジュアリーSUV。1000万円級のクルマになってしまった。ちなみにLXは2000万円なので、さらに倍! なかなか庶民には手が届きにくい価格帯だ。


そんな今回のハイブリッドモデルには、専用のフロント&リアエアロバンパーを採用。さらに5:5分割格納サードシートを装備し、電動リクライニングにも対応する。荷室にはフレキシブルデッキボードを採用。サードシートを格納した際に荷室を上下2段に使えるほか、ボードを跳ね上げれば高さのある荷物にも対応できる。また、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントも設定。非常時給電システムにも対応している。


ZXとGR SPORTでは、クールボックス、JBLプレミアムサウンドシステム、リアシートエンターテインメントシステム、マルチテレインモニター、デジタルインナーミラー、前後方ドライブレコーダーなども標準装備となる。


ハイブリッド専用の標準装備として、5:5分割格納サードシートやフレキシブルデッキボード、さらにはAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントなどが付いている。

ディーゼルのGXはオフロード志向が強めの仕様に!


今回の一部改良では、ハイブリッド追加だけでなく、ディーゼルのGXも大きく見直された。GXはランクル本来の「悪路を走る」というキャラクターをより強調した仕様となり、フロント&リアの電動デフロックを標準装備。さらに265/65R18タイヤ&18インチアルミホイール、アルミサイドステップ、ブラックのラジエーターグリル、ファブリックシートなどを採用している。


GX(オプション装着車)

GXディーゼルのシートはファブリック。メーカーオプションで樹脂製フロアカーペットを選択できる。

高級SUVとしての快適性を追求するZXやGR SPORTとは異なり、GXはより道具感の強いグレードへと進化したイメージだ。


ディーゼル車の車両価格は、GX、ZX、GR SPORTをラインアップ。


【GX 3.3Lディーゼル】630万800円
【ZX 3.3Lディーゼル】875万500円
【GR SPORT 3.3Lディーゼル】915万900円


今回の一部改良で、ZXとGR SPORTの価格は実は約100万円ほどの価格上昇になっている。ここらへんは物価上昇や円安などの影響もあるのかと、ユーザー目線では非常に厳しい状況だ。


しかし、その一方で、新たにGXディーゼルを設定。こちらは630万円と、ハイブリッドを含めた他グレードに比べてだいぶ価格は落ち着いている印象。とはいえ、これまで設定されていて、この一部改良から現状ラインアップには入っていないGXの3.5Lガソリン車は約530万円だったことを考えると、なかなか判断が難しいところだ。


今度はちゃんと買えるクルマになるのか?


価格上昇は世界的な物価高もあるからある程度は飲み込めるかもしれないが、やはり気になるのが納期。ランクル300といえば、発売以降、注文の集中や生産状況などによって納期が長期化し、注文受付が停止されるなど、欲しくても簡単には買えない状況が続いてきた。


現在も、一部改良前のガソリン車がまだまだ納車待ちが続いて注文停止をしているという状況にある。だから、ハイブリッドが出たからといって、この状況がイッキに変わるのは少し難しいかもしれない。ただし1000万円クラスということもあり、ハイブリッド車であれば比較的納期が早い、なんて話はこれからでてくる可能性はあり。


果たして今回は「注文できるランクル」になるのか? 今後の販売状況にも注目したいが、更なる詳細は、トヨタ公式サイトでご確認を!



その他クルマに関する記事なら、姉妹サイト「モーターファン」をチェック!!

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