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音楽を中心に据えた、平家でのセカンドハウス。【「家」STYLE拝見】#2


好きなモノに囲まれた居心地のいい空間で日々の生活を楽しむ。そんな理想の暮らしを実現した達人たちの、こだわりがつまった家を拝見してきました。将来のハナシだとしても、みなさんのマイホーム作りのご参考にどうぞ!

今回は、住宅メーカー「BinO(ビーノ)」のCOVACO(コバコ)に暮らすMIZさんのお宅をご紹介します!

理想を追求したセカンドハウスは、音楽が主役になる開放的な平屋。

コンパクトでムダのない間取りを追求するCOVACOをベースにした、シンプルで開放的な平屋。高台になった庭には、無骨なアメリカンフェンスを設置。プライベートを確保しながらも、ウッドデッキからの視界は良好。

【SPEC】
・エリア:神奈川県中郡
・間取り:3LDK
・住宅形態:一戸建て(新築)
・ベース:BinO COVACO EIGHT DESIGN アレンジ
・住居年数:1か月
・築年数:1か月

MIZさんが今夏に湘南エリアに建築したセカンドハウスは、趣味の音楽を存分に楽しめる開放的な平屋。

「住宅メーカーのビーノが提案するコバコが、ジブンが求めていた世界観に近く、理想のスタイルにアレンジできました」。もっともこだわったのがダイニングに鎮座するレコード棚を兼ねたDJブース。

「おもいきって家屋の中心にブースを配置してみました。おかげで、ここで過ごすときは常にレコードの音が身近に感じられるし、友人とお酒を飲むときも、音楽が主役になります」。しばらくは都内との2拠点生活を楽しむ予定だが、将来的にはこちらが本宅になるかも?

奥行き6m以上あるウッドデッキは、COVACOならではの、野外と室内を自然につなぐ場所。現在はトミーバハマのビーチチェアが置かれているが、今後は軒下から庭にかけてタープを設営したいとか。庭はあえて人工芝を敷いているためお手入れフリー。

ホワイトのガリバリウム外壁と、ウッドのコントラストが印象的な平屋の裏手を駐車場に。片流れの屋根のため駐車場側は庭側よりも高さがある。積載量重視の愛車はボルボXC90。

建物横に配置した玄関は、扉を一部ガラスにすることで室内側にも光が差し込む。「少し柔らかさを出したくて、木目調のデザインにして、ウッドデッキとのつながりも意識しています」。

リビングにつながるラウンジ的なダイニングは、ウッドデッキに直結しているため開放感抜群。梁を活かした天井のデザインはCOVACOの特徴のひとつ。「ここに座り、音楽を聴きながら、ゆっくりお酒を飲むことも多いです」。

家屋の中央に鎮座する、レコード棚を兼ねたDJブース。薄いグレーのオイルで仕上げたラワン合板で構築され、両サイドをラウンドさせた美しいデザインが特徴的。スピーカーは、ソナス・ファベールのソネットⅡ G2。

(写真左)MIZさんファミリーは3人家族のため、メインフロア以外にそれぞれのプライベートルームを備えている。こちらはMIZさんの仕事部屋。リモートワークに対応でき、ベッドもあるため仮眠も取れる。「最近は、こちらで仕事をすることも多いけど、静かな環境だから集中できます」。

(写真中央)子ども部屋は高い天井を活かして、ロフトスペースを完備。机以外の家具はこれから入れる予定。「息子のリクエストでハンモックも設置しました」。

(写真右)こちらは奥さんの部屋。コンパクトなスペースながら天井が高く、外光が差し込む窓や室内の飾り窓があるため、圧迫感はなし。各部屋に備え付けの収納がないのも広く使えるポイント。

角のリビングには、テーブルを囲うようにピッタリ設置されたソファと収納棚を設置。こちらは、この家のデザインとアレンジを担当したEIGHT DESIGNが設計したワンオフの家具。ソファの座面の下はすべて収納になっている。ガラステーブルは、デンマークのブランド、フリッツ・ハンセンのリプロダクトモデル、PK61。テレビの代わりにプロジェクターを白壁に投影して、映画やゲームを楽しんでいる。

玄関脇には土間スペースの収納棚を設置。ここを拠点にして、いつでもキャンプに行けるように、アウトドアギアが置かれている。「お気に入りのギアを厳選しています。庭やウッドデッキでも使っていきたいです」。

DJブースは、ミキサーとターンテーブルを埋め込んだこだわりのデザイン。「DJ家具をオーダーメイドで作っているドイツのクルー、JJブースのスタイルに憧れて、このデザインにしました。スッキリしているから作業しやすいし、配線が見えないのもいいですね」。

DJブースの裏手は、すべて収納スペースに。「各自の部屋に収納がない代わりに、ここにまとめました。それぞれの部屋の扉に近いから、3人ともアクセスしやすいです」。

キッチンカウンターは、カフェをイメージしてハイチェアを設置。それにともなってカウンターも高めに設定している。「リビングからキッチンの内部が見えにくいのもいいですね」。


Photo/Fumihiko Ikemoto, Taizo Shukuri, Chie Kushibiki
Report & Text/Masatsugu Kuwabara, Masashiro Kosaka, Shiyori Kawamura

The post 音楽を中心に据えた、平家でのセカンドハウス。【「家」STYLE拝見】#2 first appeared on GO OUT WEB.

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