ギアのように使い分けたいけどそうはいかないクルマ選びに悩めるみなさんのために、カッコも機能も納得のいく1台に乗る達人たちのスタイルをリサーチしてきましたので、ジブンに似合う愛車選びの参考にどうぞ!!
アクティブライフに欠かせない道具的、北米ダットサン。(’95 NISSAN XE-V6 King Cab)
OWNER:河津達成(フォトグラファー)
購入:2022年/専門店(城南ジープ・プチ)
スキーやクライミング、自転車、釣りなど、さまざまな外遊びを満喫している河津さん。そんなアクティブライフに欠かせない1台が、北米仕様のダットサン。「四駆に乗るならMT車がいいなと思っていて。それとギアがかさばる趣味が多いから、大きな荷台も魅力でした」。
実際に自転車やスキー板を荷台に乗せて山に行くことも多い。「アメ車並みのパワーがあるからオフロードを走るのも楽しいけど、それよりも単純にギアを運ぶ道具として乗っている気持ちが強いのかも。おかげで、少しくらいの汚れやキズなら気になりません」。
北米仕様のダットサン、キングキャブ。全長は5mを超えるが、見た目以上に街でも運転しやすいとか。「2年乗っているけど、いまのところ故障もなく快適。トラックっぽい雰囲気が好みなのでシェルはつけません」。
外遊び好きの家族にも大好評!!昔から憧れのハイラックスサーフ。(’01 TOYOTA HILUX SURF)
OWNER:斉藤雄大(会社員)
購入:2023年/中古車販売店
2年前に都内から藤沢に移住した斉藤さんは、昨年末に初の愛車を入手。ファーストカーとして選んだのは往年のハイラックスサーフ。「20代の頃にまわりの先輩が乗っていたのが、このクルマ。それと昔からラダーフレームのクルマが好きなのもあり、最初はこれに乗りたかったんです」。
家族みんなが外遊び好きのため、機動力と積載力を備えたクルマは大好評だとか。「早速、家族で山や海に行きまくっています。キャンプも楽しんでいるけど、今後はどこでも快適に泊まれるように、ルーフトップテントをセットするのもいいかなと」。
ベージュカラーにオールペンして、インチアップされた状態で入手。「サーフィンをするから、砂浜でもなじんで、汚れがあまり目立たないってことで、この色を選びました。子どもも気に入ってくれています」。
オモチャ感覚で扱える、内外装デザインがお気に入り。(’14 TOYOTA FJ CRUISER)
OWNER:山田理喜(フォトグラファー)
購入:2023年/中古車販売店
昨年、山田さんがジープのラングラーから乗り換えた1台がFJクルーザー。「最近は、なんとなくブームがひと段落したカンジがして、いまならまわりとカブらなそうだから選んでみました」。山遊びを満喫するために高尾に移住したこともあり、アウトドアライフでも大活躍している。
「奥多摩の林道でも扱いやすいサイズだし、結構パワーもある。あとはやっぱり逆輸入車といえども国産車だからメンテナンスしやすいのもいいですね。ルックスも含め、ラングラーが無骨な道具だとしたら、こっちはオモチャみたいな感覚があるかも」。
「なるべく目立たないカラーがよかった」と選んだ、ブラック×ホワイトの2トーンボディのノーマル車。「落ち着いたカラーもカスタムしていないベーシックなカンジもお気に入り。飽きずに長く乗れそうです」。
憧れていたクロカン車を、趣味のクルマとして入手。(’91 VOLKSWAGEN GOLF COUNTRY)
OWNER:鈴木康央(会社員)
購入:2022年/専門店(スピニングガレージ)
パックラフトや渓流釣りなどの川遊びを楽しんでいる鈴木さんの愛車は、ネオクラシックなクロカン車として根強い人気を誇るゴルフカントリー。「いつか乗りたいと思っていた憧れの1台です。ゴルフシンクロをベースにした四駆のMT車だから、悪路も余裕で走破できるし、機敏に動けるから実用的。ライフスタイルにマッチしているけど、なによりも運転が楽しいクルマです」。
グリルガードなども含め、内外装もほぼ純正パーツのまま。「ルックスも含めてお気に入りなので、できるだけこの状態をキープしてキレイに乗り続けたいです」。
90年から91年にかけて110台限定で輸入されたゴルフカントリー。「子育てがひと段落したタイミングで、趣味を満喫する1台としてファミリーカーから乗り換えました。今まででいちばん愛着があるクルマです」。
本記事は GO OUT vol.179 からの転載記事です。
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