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パタゴニアから、地球を修復するビール 「ロング・ルート・ヘイジーIPA」が限定醸造で再登場!


Photo:Juanita Ah Quin, American Fork, UT. Provisions

patagonia(パタゴニア)」が手がける食のコレクション「パタゴニア プロビジョンズ」は、2022年10月に限定醸造し好評価で完売となっていた地球を修復するビール 「ロング・ルート・ヘイジーIPA」を限定醸造で再生産し、このほど販売が開始された。

Photo:Amy Kumler©2023Patagonia, Inc. ※「カーンザ」は、酒税法ではビールの副原料として認められていないため、日本では発泡酒に分類されます。

この「ロング・ルート・ヘイジーIPA」は東海岸発祥とされる濁りの入ったIPAで、オーガニックのホップと麦芽に加え、環境革新的な多年生穀物、Kernza(カーンザ)を使用して醸造したもの。このカーンザは、表土を構築し、侵食するのを防ぎ、さらに水質を改善すると言われている。

カーンザの根は、最大3.6メートルも地中に伸び、土壌有機物の補充を助ける何十億もの微生物に栄養を与えることで、長期的な土壌の健康を維持する。根が近くの河川に流入すれば、水生生物に悪影響を与える窒素などの栄養素を継続的に吸収し、さらに巨大な根は貴重な表土を固定し、風雨による侵食を防ぐとされる。

また、小麦や米、トウモロコシのような一年生穀物は、化石燃料を動力源とする農機具で1年ごとに植え付け前に耕起を必要とするのだが、多年生植物であるカーンザは、ほとんど耕起なしで複数年にわたる穀物栽培が可能であるため、化石燃料の使用も最小限に抑えることができるという、まさに持続可能な農業を可能とする環境革新的な多年生穀物なのだ。

Photo:Amy Kumler©2023Patagonia, Inc. 

アメリカの認証機関である「オレゴンティルス」の認証を受け、オーガニック原材料を70%以上使用(麦芽使用比率50%)。醸造は米国・オレゴン州ポートランドの「HUB(ホップワークス・アーバン・ブルワリー)」で行われた。サーモンの生息流域の保護を目的としたサーモン・セーフ認証を初めて取得した醸造所でもある。

そのお味はというと、パイナップル、グアバ、柑橘類の鮮やかでトロピカルな風味とホップのほろ苦さ、ドライな後味が印象的。アルコール分は6.2%で、価格は6缶売りが¥4092、24缶売りが¥16368となっている。限定醸造とのことなので、パタゴニアならではの環境問題へのアプローチに目を向けながら、このヘイジーなIPAに酔いしれよう。


(問)パタゴニア日本支社カスタマーサービス tel:0800-8887-447 www.patagonia.jp

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