この春はさまざまな規制が少しずつ緩和され、少しずつ以前の日常を取り戻せるような気配を感じられるようになりました。まだまだ寒い日もありますが、ボクらの大好きなアウトドアファッションシーンでは、この春の新作が続々とスタンバイしている様子。
アウトドアはもちろん、お花見や旅行、食べ歩きだって楽しみたい! そんな春キブンを盛り上げてくれる注目ブランドの最新イチ押しアイテムをピックアップしてきましたので、いち早くチェックしておきましょう!!
01. WILDERNESS EXPERIENCE(ウィルダネスエクスペリエンス)のマウンテンパーカ。
1973年にカリフォルニアのチャッツワースでスタートした。キャンプやフェス、クライミングなどの外遊びが存分に楽しめるウエアをテーマとし、ミリタリーやリメイクといったオリジナリティも注入。こだわりのディテール&デザインでファンを増やし続けている。
Military mountain parka ¥19580
マウンテンパーカをリップストップコットンでミリタリーライクにアレンジした。絶妙な切り替えと1980年代にバックパックで取り入れていたリアルツリーカモがポイント。レイヤリングしやすく3シーズンで活躍する。
(問)リング tel:03-3499-6002 wildernessexperience.jp
02. BROWN by 2-tacs(ブラウン バイ ツータックス)のシャツ。
“活動的日常着”をテーマに2008年より始動。天然繊維がもつ機能や風合いをオリジナルファブリックに昇華し、街からアウトドアまで気持ちよく着られる日常着を提案する。今シーズンもウールを中心とした上質で着心地のよいコレクションがラインナップする。
Stand collar ¥33000
保温放湿と速乾性を備えたウールナイロンのオリジナルチェック生地を使用。経緯で異なる糸色にし、角度によって色みが変化して見える玉虫カラーに仕上げた。要所にタックやギャザーを入れたので動きやすさも◎。
(問)フォントショップ tel:03-5724-7232 2-tacs.shop-pro.jp
03. ELDORESO(エルドレッソ) のTシャツ。
東京屈指のランニングウエアブランドで2016年秋にスタートした。東京のストリート要素を取り入れつつ、本格的なランニングやトレランに対応できる機能性も確保している。独自のデザインとメッセージが冴える、唯一無二なコレクションはランナーならずとも必見だ。
Wanjir Tee ¥7150
吸水速乾素材で作成したボディにカレッジ調のグラフィックをプリントするシリーズ。既存のエルドレッソオリジナル半袖Tシャツに比べて後ろ裾を長く、袖は細めに設定してバランス調整を行ったニューモデルとなる。
(問)アールディーズ シブヤ tel:03-6455-1377 eldoreso.stores.jp
04. AlexanderLeeChang(アレキサンダーリーチャン)のセットアップ。
プロスケーターとしても活躍したサンフランシスコ生まれのデザイナーが2004年に設立。ストリートを軸にした独特のセンスから生み出される自然体なアイテムが多くのファンを惹きつける。今年はリブランディングし、より自然な発想を大事にしたモノづくりを行う。
NYANCAMO PEN JACKET ¥20900、NYANCAMO TRACK JAM ¥13200
猫をカモフラ風に描いたオリジナルのニャンカモ柄をサプレックスナイロン にプリント。トップスはサッと羽織れるオーバーサイズのノーカラーで、ボ トムスも動きやすさを重視したサイジング。
(問)チャング tel:050-3635-2055 alc.theshop.jp
05. MAMMUT(マムート) の防水コート。
登山用ロープからはじまって、昨年160周年を迎えたスイスの老舗アウトドアブランド。今季から新しい年間テーマとして“マムートとともに次のステージへ!”を掲げ、1歩進んだ体験や新しいライフスタイルと出会うためのプロダクト、コンセプトを提案していく。
GORE-TEX Utility HS Convertible Coat AF Men ¥53900
ゴアテックス3レイヤーによってズバ抜けた防水性を獲得し、信頼性の高い防水ジッパーも装備。デリケートなガジェットだって安心してポケットに入れられる。シチュエーションに応じて着脱できるフード付き。
(問)マムート スポーツ グループ ジャパン tel:03-5413-8597 www.mammut.jp/
06. FILSON(フィルソン)のアノラック。
ワシントン州シアトルでゴールドラッシュに挑むための、アウトドアクロージングメーカーとして1897年に設立。採掘場の劣悪な環境に耐える質実剛健なウエアは労働者たちに深く愛され、働く男たちからフィルソンのマークと信頼は同義語と言われるほどであった。
Ranger Anorak ¥57200
コットンのカバークロスで作られた丈夫な防水フード付きプルオーバー。全 体に絶妙なドライワックス仕上げが施されているのが特徴で、裾とフードにはドローコードが仕込まれており、状況に応じた微調節が可能。
(問)アウターリミッツ tel:03-5413-6957 filson.jp
07. MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)のバッグパック。
トレイルラインのクーリーシリーズが4サイズ展開になってフルモデルチェンジ。驚くほどの通気性と収納力で人気のブリッジャーにも新たなサイズ展開となる45と35が追加された。フィールドで活躍間違いなしのアクセサリー、ウィングマンシリーズも注目度が高い。
COULEE40 ¥33000
使いやすい3ジップデザインで登山からタウンユースまでシーンを選ばない傑作が、今季よりサイズバリエーションを拡大。環境に配慮した素材の採用や2気室へのアップデートなども加わり、よりユースフルに進化した。
(問)エイアンドエフ tel:03-3209-7575 www.mysteryranch.jp/
08. Columbia(コロンビア) の2wayジャケット。
“ドアの1歩外に飛び出し、自然を楽しんで欲しい”を永遠のテーマとする、ブランド誕生85周年を迎えるアメリカ発の名門。アウトドアウエアのカテゴリーが未確立の時代から機能性重視の製品開発に挑み、自然のなかで得られる素晴らしい思い出作りを支えてきた。
SKEENA RIVERTM JACKET ¥26400
ブランドのDNAを色濃く継承したICONSコレクションからドロップ。コロンビアの象徴といえるマルチポケットフィッシングベストのディテールをデザインに落とし込み、フリース地の袖を取り外せばベストとしても着用できる。
(問)コロンビアスポーツウェアジャパン tel:0120-193-803 www.columbiasports.co.jp/shop/default.aspx
09. MOUNTAIN RESEARCH(マウンテンリサーチ)のジャケット。
掘り下げるテーマに従ってさまざまなプロジェクト名が存在する「.....Research」の山部門を担う。今季は“DIRTY BOOTS”をタイトルに掲げ、新素材の採用や意表をつく素材のコンビネーションにチャレンジ。新章の幕開けを感じさせるラインナップは要チェックだ。
MR-3647 N/P JKT. ¥63800
立ち襟のスポーツタイプブルゾン型アウターはブランド長年のフェイヴァリット。表地には透湿速乾素材のタスランナイロン、ライニングには今治パイルを配し、極上の肌触りと吸汗性を実現。襟には簡易フードを収納。
(問)…..リサーチジェネラルストア tel:03-3463-6376 sett.co.jp
10. CAL O LINE(キャル オー ライン)のパンツ。
アメリカ黄金期のカルチャーと自由を求めて生まれたカウンターカルチャー。相反する2つのカルチャーを彩った、さまざまなファッションを独自の解釈で再構築する。ベースはワークやミリタリー、アウトドアなどで、オーセンティックかつユニークな日常着が充実。
SPIDERWEB TRACK PANTS ¥18150
ファッションとファンクションを両立させたプロダクトを展開するバーラップ アウトフィッターとのダブルネーム。サプレックスナイロンにスパイダーウェブ柄をリフレクタープリントしたオリジナル生地が使われる。
(問)ユナイト ナイン tel:03-5464-9976 unstoa.com
11. Haglöfs(ホグロフス) のアノラック。
1914年に創業したスウェーデン屈指の老舗アウトドアブランド。100年以上にわたってアウトドア&アドベンチャーに欠かせないウエアやギアを作り続け、サステナブルな素材も多く取り入れている。今シーズンより日本に再上陸を果たし、さらに注目される存在に。
Sparv Proof Anorak ¥31900
軽量かつ通気性に優れるリサイクルポリエステルの2.5層構造プルーフTMシェルファブリックを使用。カンガルーポケットやストレッチするフードを採用し、ポケッタブル仕様なのでさまざまなアクティビティに連れて行ける。
(問)RCTジャパン tel:03-6303-1039 haglofs.jp
12. alk phenix(アルクフェニックス)のベスト。
シーズンテーマである“旅の恥はかき捨て”を、ブランドコンセプトの”日常的冒険”に接続。精神的に日常を非日常へ変換する機能性の表現が必要と考え、サイケデリックな柄やアイテムをメインに打ち出して、従来とはひと味違うコレクションに仕上がっている。
Convoy vest ¥74800
バックパックにトランスフォームする人気ベストを、ストレッチ性が高いナイロンベースの撥水素材Karustretch IIでメイク。部分的に超軽量撥水リップストップ素材を取り入れ、より多機能な逸品に進化させた。
(問)アルクフェニックス tel:03-6666-4321 www.alkphenix.jp/
13. norbit(ノービット) のジャケット。
“フィールド、旅、チル”をテーマに、日本人デザイナーの野澤広志氏が1999年に立ち上げた。膨大な年月を経ても色あせない先人の生み出した技術、機能美と、最新のテクノロジーから生み出される技術、機能美。両方の素晴らしさを尊重したモノ作りに定評がある。
4Way Stretch Hike Jacket ¥52800
表地に4WAYストレッチ生地、補強部とポケットにはノンストレッチ生地を使用し、最高の着心地に仕上げた。製品染め後にナノ撥水加工を施すことで、機能面の充実だけでなく、ユーズドアイテムのような表情に仕上がっている。
(問)ノービット tel:03-6709-8333 norbit.jp
14. Chaco(チャコ)のサンダル。
1989年にマーク・ペイジェンが設立したスポーツサンダルの名門ブランド。アウトドアに欠かせないスタンダードであり、張り替えができるソールや現在でも代表モデルであるZサンダルのストラップ形状など、多くの特徴は創業当時から変わらずに受け継がれている。
BODHI ¥9900
軽量なフットベットとグリップの効いたアウトソール、調整可能なストラップなど、長時間の着用を快適にするギミックが満載。定番のZサンダルと同じ安全性、信頼性を保ちつつ、デザインはシンプルにまとめた。
(問)エイアンドエフ tel:03-3209-7575 www.chacos.jp/
15. mont-bell(モンベル) のアノラック。
日本を代表するトップクライマー辰野勇が1975年に山仲間と設立。“function is beauty”と“Light&Fast”をコンセプトに多数の登山用品やアウトドアギアを送り出してきた。幅広いカテゴリーを取り揃え、老若男女問わずビギナーからベテランまで支持されている。
Fuego Anorak ¥17380
モンベルが独自に開発した難燃性素材フレアテクト®を使用。火の粉を受けても穴が空きにくく、大きめシルエットなのでアウターの上からでも着用できる。焚き火道具が簡単に収納できる大きめのカンガルーポケットを装備。
(問)モンベル・カスタマー・サービス tel:06-6536-5740 www.montbell.jp/
16. NORRØNA(ノローナ)のジャケット。
ノルウェー人のアウトドア愛好家ヨルゲン・ヨルゲンセンが1929年に創設。ノルウェーの厳しく過酷な自然環境下でも使用できる耐久性の高いギアに定評がある。今季からブランド初となるトレイルランニングをコンセプトにした、セーニャコレクションがスタートとなる。
senja Gore-Tex Active Jacket ¥74800
注目のトレイルランニングコレクションからリリース。丈夫で防水透湿性に優れるゴアテックス アクティブを採用し、トレランだけでなく心拍数が上がるあらゆるアクティビティに対応する。ポケッタブルなのも嬉しい。
(問)フルマークス カスタマーサービス cs@full-marks.com www.full-marks.com/
17. ENGINEERED GARMENTS(エンジニアド ガーメンツ)のジャケット。
今季のインスピレーション源となったのは、セネガルのアーティストであるイッサ・サンブ氏。ペインター、詩人、パフォーマンスアーティストなど、多岐にわたって活動した彼のエッセンスをミリタリーやワークに落とし込んだ。テーマに沿った新アイテムにもぜひ注目を。
Jungle Fatigue Jacket ¥67100
USアーミーの定番をユニークなファブリックで。鮮やかなカラーはあえてムラ感を残し、独特の風合いに仕上げている。大容量ポケットやストレスが少ないシルエット、ユーティリティ性の高いディテールも魅力。
(問)エンジニアド ガーメンツ tel:03-6419-1798 nepenthes.co.jp
18. MONTANE(モンテイン) のセットアップ。
1993年に誕生し、本拠をイギリス北東部のアッシントンに置く。ブランドコンセプトである“Further,Faster=より遠くへ、より速く”のとおり、軽量性とベンチレーションを極限まで追及したアイテムを豊富に展開する。シックでアーバンライクなデザインが多いのも特徴。
UNISEX MINIMUS NANO PULL-ON、 UNISEX MINIMUS NANO PANT ¥33000
使いやすい3ジップデザインで登山からタウンユースまでシーンを選ばない傑作が、今季よりサイズバリエーションを拡大。環境に配慮した 素材の採用や2気室へのアップデートなども加 わり、よりユースフルに進化した。
(問)フリッジ tel:03-5799-4786 www.montane.co.jp/
19. OSPREY(オスプレー) のバッグパック。
カルフォルニア州サンタクルーズにて1974年に設立。創設者でデザイナーのマイク・プフォテンハウアーは絶滅の危機にあった鳥、オスプレーの優美な飛行に魅せられブランドネームとした。厳しくクオリティコントロールされた機能美あふれるバッグは今季も健在だ。
DAYLITE CINCH ¥8250
軽量化つシンプルな小型パックで、クイックシンチクロージャーにより素早い開閉が可能。デイジーチェーンループとハイドレーションスリーブを装備し、自転車やデイハイクといったアクティビティにも対応できる。
(問)ロストアロー tel:049-271-7113 www.lostarrow.co.jp/osprey/
20. HOUDINI(フーディニ) のインナー。
先鋭的なクライミングテクニックで知られていたスウェーデン人クライマーのロッタが、伝説のマジシャンであるハリー・フーディニから名前をとって1993年に開始。フリース開発のパイオニアとして知られ、巧みな素材使いで世界中の外遊び人を魅了する。
Pace Flow Houdi ¥28600
ポーラテック社と開発した新生地パワードライメッシュを使用。単品使いなら蒸れにくく速乾性に優れ、インナーとして着れば空気の層ができて暖かい。100%リサイクルポリエステルで完全循環型なのもポイント。
(問)フルマークス カスタマーサービス cs@full-marks.com www.full-marks.com/
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