ジブンに似合うかどうか、ジブンのアクティビティに必要なパフォーマンスかどうか、そしてそれが、おしゃれかどうか…… クルマ選びとなると、ジブンが納得できる1台を選ぶのはまさに至難の業。でも、それを手に入れることができたときの「愛車感」みたいな嬉しさは、もう、とんでもないものだったりしますよね。
今回は、外遊びでもシゴトでも頼りになって、見た目も機能もばっちりで、もちろん乗ると楽しい! おしゃれアウトドアな皆さんにお似合いの相棒にめぐりあった、達人たちの愛車スタイルをお届けします!!
シゴトと家族のために選んだ、キャノピー付きのピックアップ。(’20 TOYOTA HILUX)
OWNER:烏頭尾拓磨/フォトグラファー
購入:2022年/中古車販売店(SUVランド)
郊外への引っ越しと家族が増えるタイミングで、大型車への乗り換えを考えていた烏頭尾さんが選んだのは、キャンピー付きのハイラックス。ラゲッジルームになっ た荷台には、仕事道具やキャンプギアを満載。
「チャイルドシートが2つ必要になったので、乗車スペースと荷室を完全に分けたかったんです。前オーナーが車中泊でサーフィンを楽しんでいたみたいで、キャノピーとルーフキャリアは装着済みでした。撮影用の長尺機材は中窓を通して積載できます。ディーゼルで燃費も良いので、以前の愛車より経済的なのも嬉しい(笑)」。
フィールドまでのドライブも楽しめるホットハッチ。(’15 FIAT 500S)
OWNER:鞭馬 広/GORDON MILLER KURAMAE スタッフ
購入:2015年/中古車販売店
「父親がヨーロッパ車好きで、子どもの頃から家にあったWRCのビデオを見ていたので、最初の1台は運転が楽しめるイタリア車かフランス車と決めていました」。インチアップしたホイールなど足回りにしっかりと手の入った500Sは、操作感の楽しいMT車。
ステアリングやバケットシートのカスタムまで施している目線が低めのドライビングカー仕様だ。「後席までラゲッジスペースとして使えば、2人分の本格的なキャンプギアを積載できます。キャンプ場までのルートに出てくるワインディングを走るのもホントに楽しいんですよ」。
初代タフギアを足まわりカスタムで、より無骨に。(’06 NISSAN X-TRAIL)
OWNER:大桃祥弘/UNITE NINE プレス
購入:2021年/中古車販売店(イーストバニー)
登山やキャンプを満喫している大桃さんの愛車は、ブラックのソリッドカラーに無骨な足回りが際立つ初代エクストレイル。「街と山を往復することが多いから実用性重視で選んだけど、エクストレイルはこの顔が1番好み」。平日は都内、週末は郊外と乗り分けているが、どちらも快適だとか。
「都内でも運転しやすいサイズで、そこそこ積載量もある。そのバランスがちょうどいいんですよね。夫婦で一緒に山に行くことも多いけど、2人でも車中泊できるから重宝しています。いまのところ、ジブンのライフスタイルにピッタリの1台ですね」。
ラングラーが好きすぎて、3台連続で乗り継ぎ中。(’22 JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA)
OWNER:BOCCA /インテリアデザイナー
購入:2022年/ディーラー
1年中山遊びを楽しむBOCCAさんの愛車は、オフロード対応のラングラー。昨年末に別グレードのアンリミテッドスポーツから乗り換えたばかり。
「好きが高じて、3台連続で乗り継いでいます(笑)。どのモデルにも共通するのは、フィールドでのダイナミックな乗り味。山やキャンプに行くときは、運転も楽しんでいます」。
まだ入手したばかりなので、カスタムはこれから。「モンスターカーにならない程度に無骨にしたい。とりあえずリフトアップさせて、フロントバンパーを強化させるつもり。旅用にルーフトップテントもありかも」。
ファミリーカーのミニバンをあえて商用車的に使う。(’06 NISSAN LAFESTA)
OWNER:伊藤良輔/スタイリスト
購入:2022年/中古車販売店
「仕事柄、積載量が多いけど、車格自体は小さいクルマが好きなんです」。そう話す伊藤さんがハイトールな商用車から乗り換えたのは、7人乗りミニバンの初代ラフェスタ。
「たくさんの荷物を積み込むときも室内空間が箱型なので、ラックが置きやすくて整理しやすい。なんといっても乗用車なので、乗り心地が以前のバンとは段違い。長距離のロケも快適に安心して向かえるようになりました」。
一見ノーマルに見える外観には、塗装されたホイールやリアハッチのデカールなど、さりげなく遊びゴコロあるスタイリングを取り入れている。
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