キャンプ場やSNSで自分と似たキャンプスタイルのヒトを見つけたとき、どんなギア使っているかはついつい気になってしまうものです。そうやって見つけたギアを参考にしたりすることで、よりキャンプギアが充実してくるもの。しかし、時には、自分と違うタイプのスタイルの人のギアも参考にすると、意外な発見があるかもしれません。そこで今回はバイクキャンパーのこだわりギアをご紹介。
今回はmassifgraceオーナー かきぬまこういちさんの、キャンプスタイルと“買ってよかった、キャンプ道具。”を拝見!
USガレージを盛り込んだULスタイルのバイクキャンプ。
アウトドアの本場、アメリカの定番フードであるグリルドサンドイッチ。ホットサンドの名で馴染みの深い、人気キャンプ飯のひとつだ。そんなグリルドサンドイッチの本格的な味を楽しめる『マシフグレイス』のオーナーを務めるかきぬまさんは、仕事でもアウトドアのPRやブランディング、イベントに関わるほどの外遊び好き。
今回見せてもらったのは、秋から冬にかけて行くバイクキャンプでのスタイルだが、バックパックといくつかのサイドバッグに収まるコンパクトな荷物からは想像できないほど快適に楽しんでいる様子。珍しいアメリカ発のULギアはもちろん、自転車用パッキングを流用するなど、ひとつ先を行く目から鱗なセレクトセンスが光っていた。
ブラックバーンのアウトポストエリートHBロール&ドライバッグ
「バイク専用だと箱を乗せがちになって見た目がカッコ悪くて。このスタイルを崩したくなくて探しました」という、本来は自転車パッキング用のドライバッグとハーネスをナンバーステーに取り付けた。
シークアウトサイドのポータブルチタンストーブ
A4サイズに収納できる超コンパクトな薪ストーブ。チタン製の4枚のパネルを組み合わせた本体に、長方形の板を巻き上げる形で形成する煙突など、組み立て中に思わず声が出てしまうほどのギミックが詰め込まれている。
シークアウトサイドのレッドクリフ
先述の薪ストーブと同メーカーのシルナイロン素材を採用した、軽量なワンポールシェルター。2ヵ所に付いた出入り口にはメッシュの扉も付き、煙突をインストールできる耐熱処理も施されている。大人なら6人まで対応。
パタゴニアのスタッシャースタンドアップ、ビッグスカイのインシュライトフードポーチコジー
〈パタゴニア〉のシリコン製パッキンはラップがわりに繰り返し使用可。中に具材を挟んだパンを入れ、〈ビッグスカイ〉の保冷バッグにイン。こちらにはビールを入れることも。帰り道はコンパクトに収納。
Zパックのグラウンドシートポンチョ
雨具だけでなく、タープやグラウンドシートとしても使える、マルチなポンチョ。素材には軽量かつ丈夫なダイニーマが使われた、高性能な1枚。「突然の雨に降られたとき、バイクに被せて雨宿りします」。
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Photo / Taizo Shukuri Text / Yuho Nomura
The post 目利きたちが買って使って選んだ、本気のベストバイギア。#2(massifgraceオーナー かきぬまこういちさん の場合) first appeared on GO OUT.