毎日の暮らしでは移動手段だったり、外遊びのフィールドでは頼れる存在だったり、「クルマ」って好きなことを満喫するための道具ともいえる、ボクらのライフスタイルを支える大切なギアのひとつです!!
パーソナルな移動手段としてのマイカー需要が高まっているいまだからこそ、カッコも機能もばっちりな相棒といえる1台を手に入れた、達人たちの個性あふれる愛車スタイルをご紹介します!
’70sカルチャーを体現する、ユニークなキャンピングカー。(’72 WINNEBAGO BRAVE 18ft)
OWNER:山根敏史(F/CE.デザイナー、NORDISK CAMP SUPPLY STORE オーナー)
購入:2022年/個人売買
山根さんが5年越しで入手した憧れの1台は、アメリカでキャンピングカーを製造しているメーカー、ウィネべーゴのクラシック車。「70年代のアウトドアカルチャーが好きなので、この年代のブレーブをずっと探していました。当時のヴィンテージのギアを扱う延長で、車内の装備や運転を楽しんでいます」。
内外装も当時のままながら、キッチンやエアコンも現役で使用可能。 「レトロなルックスだけど、細部まで作りがしっかりしているから見た目以上に快適。最近はキャンプだけでなく、ロケバスとしても大活躍しています(笑)」。
全長5400mm、幅2500mm、高さ2900mmというビッグサイズで、車内にはベッドやトイレ、クローゼットも完備。エンジンはダッチがべースとなっているため、いまでも部品が手に入りやすくメンテナンスも容易だとか。
都内でも農場でも大活躍な、しっかり走れる実用派SUV。(’07 NISSAN X-TRAIL)
OWNER:Shogo(モデル、KEIMEN ディレクター)
購入時期:2022年/中古車販売店(ファーストモーター)
東京にある自宅と山梨の農場を行き来するShogoさんは、今年の初めにジムニーからエクストレイルに乗り換えたばかり。「車格もエンジンも大きくなったので、高速道路を使った移動がとてもラクになりました。普段は子どもの送り迎えもあるので、このくらいのサイズが都内の狭い道でも扱いやすいです」。
一方で、畑のアプローチは未舗装路のため、AWDとオールテレーンタイヤの組み合わせは必要不可欠。「走破性の高さはもちろん、土がついたままの農機具や苗を積み込むので、掃除しやすい荷室もすごく使い勝手がいいですよ」。
発売当初からタフな乗り方を打ち出してきた初代エクストレイルの後期モデル。そんなイメージ通りに道具使いするShogoさん。畑の近くにはコンビニや宿泊場所がないので、涼しくなったら車中泊に挑戦する予定。
オモチャ感覚で楽しむ、オトナの外遊びカー。(’18 SUZUKI JIMNY)
OWNER:海瀬 亮(NICATA 代表)
購入:2019年/ディーラー
家族が増えたため一度手放した2代目ジムニーを、もう一度手に入れたのは、なんと奥さんだそう。「家族用のセカンドカーを探しているときに、昔乗っていた仕様に近い車両を見つけてきたんですよ」。普段は買い物や雨の日の通勤用に乗っている1台も、休日になると、海瀬さんが釣りやソロキャンプを楽しむための外遊びカーに変身。
「釣りのポイントや登山道までの林道もどんどん走れちゃうので、キズや凹みなんかを気にしないオトナの遊びクルマとして使い込んでいます。なので、奥さんが多少ぶつけても気になりません(笑)」。
2018年にフルモデルチェンジとなった現行のジムニーではなく、以前も所有していたJB23系を探していたという海瀬さん。「いまのスクエアなボディよりも、あえて丸みのあるデザインが個人的に好みなんです」。
子どもとしっかり外遊びするため、積めるミニバンをチョイス。(’19 MITSUBISHI DELICA D:5)
OWNER:中村寛規(L.L.Bean PR)
購入:2021年/専門店(NEXT.)
走破性の高い四駆とバツグンの積載量を兼ね備える、外遊び好きに大人気のデリカD:5を探していたという中村さんが、カスタムショップのNEXT.で手がけた愛車を手に入れたのは、昨年10月のこと。「WEBでこの車両を見つけて、その日のうちに見に行って、そのまま購入してきました(笑)」。
オールペンされた外装はもちろん、視点が高い運転席と、広々とした室内空間がお気に入り。「普段の公園遊びだけではなく、家族でスノーボードに出かけるのですが、長距離の運転もラクですし、大きな車体は安心感があっていいですね」。
マイチェン前のユーズドモデルは、外遊び派の定番車だけに走行距離の多い車両が多く、状態のいい個体はすぐに売れてしまうそう。「見に行った後から問い合わせが数件あったようなので即決しちゃいました(笑)」。
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