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それどこの!? こだわり派キャンパーに聞いた、おもしろ機能ギア9選。



日進月歩で新しいギアが続々と登場しているアウトドアシーン。定番といわれるギアももちろん良いけれど、人とは違った個性的な逸品と出会ったときの喜びは一入。


そんな珠玉の逸品を追い求めるこだわり派たちが集まるGO OUTのキャンプイベントにて、まだ見ぬギアを求めて取材を行いました。ここではその中で見つけた思わず「それなに!?」と聞きたくなってしまうような珍ギアをご紹介!


01. まるで提灯! 風情漂う、バイオライトのLEDライト



一見すると、日本伝統のあの提灯と見紛う様なフォルムが特徴的なこちらは、発電できるキャンプストーブに定評のあるBioLite(バイオライト)のLEDライト「サイトライト XL」。薄く半透明のシェードが提灯の和紙のように光源を包み込み拡散し、優しい光でキャンプサイトを照らしてくれる個性的なアイテムなんです。


OWNER:ユーさん

重量わずか92gという超軽量な本体からはUSBケーブルが伸びており、手持ちのモバイルバッテリーなどに接続することで使用可能。ケーブルは4.5mと長く取られているため、電源が離れていても使用できるのは嬉しいところ。


また、四方に広がったフレームは柔軟性に優れていて、ワンタッチで広がるポップアップテントのように、捻って折り込めば、幅14.5×奥行き4.0×高さ11.5cmの手のひらサイズまでコンパクトになってしまうスグレモノ。



オーナー曰く「光量はそれほど多くないですが、夜になると広域に照らしてくれるので、案外明るく感じます。ぼんやりと大きい光は雰囲気もいいですし、暗闇の中では結構目立つので、トイレや洗い物からサイトに戻るときには良い目印になります。あと、収納時はかなりコンパクトになるので荷物にならなくて便利です」と、インパクトだけでなく使い勝手もバツグンのよう。


 


02. どこでもランタンをセットできる! ウワサの人気作「エッジスタンド」


OWNER:HIRO@KIさん

こちらは感度の高いキャンパーさんの間ではもはや定番アイテムとなっている人気沸騰中の「エッジスタンド」。


ポールをネジ式で組み立てる軽量ランタンスタンドで、ご覧の通り、万力のように固定用ブラケットネジでテーブルなどの天板を挟み込むことでがっしりと固定できるという、シンプルながらかゆいところに手が届くアイデア作です。



ネジ式のポールは追加して伸ばしてたり、反対に短くしたりとアレンジが効くのも魅力のうち。例えばオーナーは、4つのポールを繋いだうえ変換ネジで経を調整し三脚を接続することで、地面に打ち込む必要のない自立式のランタンスタンドとしても活用していました。


「軽量コンパクトで設営も簡単。変換ネジを使えば一般的な三脚にも接続できますし、非常に便利です。ガスやガソリン式のランタンのような重いものには対応していませんが、ゴールゼロのようなコンパクトなLEDランタンとの相性がよく、今ではテーブル1つにつきエッジスタンド1つをセットしています(笑)」。


03. 油性ペンかと思いきや! 人気沸騰中のアレだった。


OWNER:ルキンフォー代表

こちらはいかにも油性ペンのようで、実はアウトドアスパイスという珍アイテム。一見キャンプにはにつかわしくないビジュアルが目を引くバラエティグッズ的なスパイスだが、案外、このスリムな形状と使い切りやすい量がちょうどいい具合だそう。



味は、野菜だし×ブラックペッパー×岩塩のブラックと、カツオだし×ガーリック×岩塩のホワイトの2種類。いずれも風味があってとても美味しく、オトコのアウトドア料理にはうってつけの味でした。



もちろんペン型なので、ポケットにさして持ち運べる。「ただのバラエティグッズかと思いきや、結構味もいいし、エプロンのポケットにさしておけばなくすこともなくて、料理中に必要なときにすぐに取り出せるし、実際かなり使えますよ!」とオーナー。話題にも料理にもアクセントを加えてくれるスパイス、注目です。


 


04. キャンプにつきものの、アレを解消する秘密道具。


OWNER:しゅうさん

「bite away(バイト アウェイ)」と名付けられたこのアイテム。外見だけでは全く検討もつかないほど見覚えのないデザインですが、その正体は、蚊をはじめ虫に刺された箇所のかゆみや腫れを抑えてくれるというドイツ発の画期的アイテム。虫の多い春夏のアウトドアにはもってこいの逸品です。



ハイテクに見えて、案外仕組みは簡単。ボタンを押すと、先端に配されたパッチが51℃まで上昇。虫に刺された箇所にこれを押し当てることで、熱によって痒みや腫れが引いていくというもの。医学的な根拠はわかりませんが、効果は絶大のようで、知る人ぞ知るヒット作なんです。



「最初は疑わしかったんですが、一部で話題になっていたので買ってみたら、3秒か5秒、押し当てるだけで本当に痒みが引くもんで、キャンプへ行くときには必ず携行するようになりました。アブに噛まれた腫れにも効くので、本当に頼りになります」とオーナーさんが語るように、キャンプの定番アイテムになるやもしれません。


 


05. 偶然が生んだ、クレイモアのデスクライト。


OWNER:マーキーさん

収まりよくキッチンテーブルを照らすこちらはアウトドア仕様のデスクライト、かとおもいきや、実はスマホスタンドにクレイモアの人気LEDライト「3FACE」をはめ込んだもの。ホルダーにクレイモアがはまらないかと試してみたところ、偶然にもシンデレラフィットしたという。



ホルダーを伸ばしきった状態でがっしりと固定されているため、安定感も上々。ホルダーの付け根がぐるぐると回る仕様のため、横に倒しての使用も可能。



「アイパッドもいけるサイズのスタンドなので、試しに挟んでみたらちょうどハマったので、スマホとランタンの2WAYスタンドとして使っています。首が折れたり伸びたりするので、角度も調整できて、それ用なんじゃないかって思えてくるぐらい便利です(笑)」。


 


06. リサーチの小林節正氏も愛用する、ヴィンテージのレアアイテム。


OWNER:samさん

近代的なデザインにも見えるこちらのランタンは、実はかなりの年代物で、一番古いものだと100年前にも遡る超ヴィンテージ品。あのマウンテンリサーチを主宰する小林節正氏も愛用しているという名品で、リサーチファンの間では憧れの逸品となっているそう。



気になる正体は、1930年代まで製造されていたアメリカのKOEHLER(ケーラー)社製の炭鉱用セーフティランプ。電気が普及する以前に、炭鉱を安全に照らすために製造されたランプで、可燃性ガスが発生する炭鉱でも使えるように金属製の網に当てて温度を下げる構造が特徴的です。また、専用の磁石で解錠して開けるロックシステムなど、約100年前に作られていたものとは思えないような画期的なディテールもソソります。


炭坑用ランプといえばイギリスのカンブリアンランタンが有名ですが、こちらアメリカ製というところも珍しく、マニア心をくすぐるポイントとなっているのだとか。



「比較的状態がいいものをイーベイでゲットしました。磁石のロックシステムこそ残ってないものの、ランタンとしては今でも使えるので、重宝しています。何よりこの斬新な見た目が最高じゃないですか?」。風があったため今回は灯りのともった姿は見れなかったものの、ヴィンテージ好きなオーナーは、背景も含めて、歴史ある炭鉱ランプを満喫していました。


 


07. バイオライト発のハイテク焚き火台。


OWNER:epitaphさん

木馬のような形状でずしりと構えるこちらの大型焚き火台は、BioLite(バイオライト)が展開している「ファイヤーピットプラス」。大きな火床のサイドに送風装置がついた斬新かつハイテクなデザインのバイオライトならではの逸品です。



こちらのバッテリー充電式の送風ファンを使用することによって、火起こしや火力の調整も自動で行えるという代物。送風レベルを4段階から調整することができるほか、Bluetooth接続によって手持ちのスマートフォンで遠隔操作も行えるというハイテク仕様となっているんです。しかも、USB出力が可能なため、送風だけでなくスマートフォンなどの充電もできるのも嬉しいポイント。



火床には無数に送風口が配され、ここから風が送られることで、スムーズな着火と火力の調整が自在に行えるというわけ。オーナーさん曰く「着火はもちろん、火力調整も薪をくべるだけで済むので相当楽チンですし、効率よく燃えるため、火が安定するうえ、煙がほとんど出ないのもいいところ。あと、サイズが大きいので家族やグループで焚き火を囲むのにも最適ですし、誰かが火につきっきりになることもないので、もう言うことないですね(笑)」。


 


08. X-PACをまとった、唯一無二のカーミットチェア。


OWNER:Kama3papaさん

近年のカーミットチェア人気から、座面の張替えシートを販売するブランドも増えていますが、他では見たこともないようなスタイリッシュなカーミットチェアを発見!


こちらはガレージブランド「GoodforNothing(グッドフォーナッシング)」によるもので、自身でオーダーしたものだとか。


「カーミット座面やギアカバーをオーダーメイドでつくってくれるブランドなんですけど、そこに頼んでオレンジ×ホワイトのカラーリングで作ってもらいました。他の人と被らないし、自分で考えたカラーだから愛着も湧いてきます。普通のカーミットに飽きた人にはおすすめです!」。



チェアと同様にオレンジとホワイトのコントラストが鮮やかなこちらのコンテナカバーもオーダーで作った自慢の逸品。「これはいわゆるワイヤーバスケットのオーダーメイドカバーです。おしゃれにできる上に収納力もアップできるのでこれもかなり使えますよ」。



グッドフォーナッシングによるオーダーメイドのギアカバー、人と同じギアでは満足できなこだわり派にはまさにうってつけの逸品といえます。


 


09. シングルバーナーのイメージを覆す、先鋭的バーナー。


OWNER:クラッチあべさん

未知との遭遇といわんばかりに近未来的な雰囲気すらただようこちらは、こだわり派のキャンパーの間では、シングルコンロなどでおなじみとなっている韓国ブランドKOVEA(コベア)のシングルバーナー「アルパインマスター」をアレンジしたもの。



シングルコンロとしては広めの火口と、高い火力を持つアルパインマスターは、キャンパーの間では三脚パーツと組み合わせて使うのが人気のようで、オーナーさんも三脚を自分で取り付けたそう。こうすることで、安定感が増すんだとか。



他にも使い勝手について聞いてみると「安定感があるうえに火力が高くて、しかも面で温めてくれるからお湯が沸くのが早くて、鍋料理にも最適です。あと、カスタムに関しては、背の高い三脚を取り付けたので、ソロキャンプのときなどに地面に直接バーナーを置いて料理する時に使いやすいのがメリットです」と、従来のシングルバーナーとは一味違った魅力を豊富に備えているようでした。


※ギアのカスタムは危険も伴います。自己責任で行うようお願いします。


Photo/Fumihiko Ikemoto , Taizo Shukuri


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