造船業などで培った技術でユニークなギアを作り上げる、香川県の鉄工所発のアウトドアブランド「THE IRON FIELD GEAR(ジ アイアン フィールド ギア)」。新発想のファイヤーギア「TAKI BE CAN」でも話題となったこのブランドから炭火バーベキューを突き詰めた“究極のBBQグリル”が登場。クラウドファンディングが開始された。
THE IRON FIELD GEAR「SUMI BE BOX」¥29700(一般販売予定価格)
これまでにもグリル付き焚き火台をリリースしてきたジ アイアン フィールド ギアだが、今回、炭火BBQに特化して、とにかく炭火料理を美味しく作ることにこだわって開発したのが、コンパクトな箱型のBBQグリル「SUMI BE BOX(スミビボックス)」。
炭火料理でありがちな失敗のひとつが、肉から落ちた油で炎があがってお肉が黒焦げになってしまうというもの。これを防止するために、グリルプレートの下に防炎カバーを搭載。この防炎カバーが炭入れにかかる屋根となって、グリルの網目から落ちた油や水分などが直接炭に落ちることを防いでくれる。
これにより一定の火力で食材を調理できるだけでなく、炎が上がったり、煙がモクモクと出たりするのも防いでくれるので一石二鳥だ。
また、付属のグリルプレートは、蓄熱性が良い2.8mm厚の鉄板をホーロー仕上げにした特別仕様。ホーロー加工は遠赤外線放射材としても優秀で、食材を内部から温めることができるので、分厚い肉でも表面だけ丸こげで中は生焼け……なんてことにならず、中からジューシーに焼くことができる。
収納は、細かいパーツも含めて全てのパーツが箱型に収まるオールインワン設計。そこから脚部が出てきて、(ロボットの手のような)サイドテーブルが出てきて、グリルにトランスフォームする様子はまさにロボットアニメの変身シーンのよう。ボディはオールステンレス製で洗いやすく、歪みにくいので長く使うことができる。
サイズはソロ、デュオにちょうどいいサイズ。脚部は転倒防止のパーツがついていて、しかも収納時にフタになる部分が遮熱板として底を支えているので、ベランダのデッキやテーブルの上で使っても問題なし。庭BBQでは煙が近所迷惑にならないか気がかりだが、煙が少ないこのグリルなら安心だ。
クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売中で、クラウドファンディング終了後は量産予定となっている。
【SPEC】
組立サイズ:約W634×H268×D208 (mm)
収納サイズ:約W350×H180×D208 (mm)
重量:約7kg
素材:ボディ…ステンレス(0.8mm厚)/グリルプレート…スチール(2.8mm厚)ホーロー加工
(問)ジ アイアン フィールド ギア https://www.tifg.jp/