「SRT8」、「Summit」の “S” が冠された100台限定車
「グラチェロ」の愛称で知られる、ジープのフルサイズプレミアムSUV「Grand Cherokee(グランドチェロキー)」。限定車の「Grand Cherokee S-Limited(エス・リミテッド)」が2020年7月30日に発表されました。
発売開始は2020年8月22日(土)からで、100台限定になります。価格は652万円です。
「Grand Cherokee S-Limited」の車名は、「S-Limited」の「S」は、グランドチェロキーの高性能スポーツモデル「SRT8」、上級モデルの「Summit(サミット)」の頭文字に由来しているそうです。
車名からも分かるように「Limited(リミテッド)」がベースで、「SRT8」と「サミット」から受け継いだデザイン要素をはじめとした数々の特別装備が用意され、精悍な佇まいになっています。
エクステリアでは、力強いパワーバルジが印象的な「SRT8」譲りのエンジンフードが目を惹きます。さらに、フロントマスクに3分割されたロワ・エアインテークや「グラナイトクリスタル」のアクセントを持つ「サミット」と共通のボディ同色フロントバンパーが装備されています。
限定車にふさわしい充実装備
「グラナイトクリスタル」のアクセントカラーが付加されたブラックグリルや20インチアルミホイール、エクステリアバッジ、ボディ同色処理が施されたドアハンドルやサイドシルエクステンション、グロスブラックのドアミラーカバーなど、細部にまで貫かれた特別なカラーコーディネイトも目を惹きます。
そのほか、プレミアムLEDフロントフォグランプやダークLEDテールランプ、ヘリテージスタイルレザーシートなども用意され、限定車にふさわしい充実装備になっています。
設定されるボディカラーは、限定車専用で落ち着いた色味の「スレートブルー・パールコート(限定20台)」をはじめ、人気の「ブライトホワイト・クリアコート(同40台)」「ダイアモンドブラッククリスタル・パールコート(同40台)」の3色。
走るステージを選ばない高い走破性とSUVの高い実用性を確保しながら、他と一線を画す佇まいを手にした「Grand Cherokee S-Limited」は、迫力あるエクステリアと上質感のあるインテリアなどが融合された独特の雰囲気を醸し出しています。
ボディサイズは全長4880×全幅1945×全高1825mm。搭載されるエンジンは、3604ccのV型6気筒 DOHCエンジンで、8速ATとの組み合わせになります。駆動方式はAWDで、日本仕様は右ハンドルになります。
(塚田勝弘)
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