日々の生活と、大好きな外遊びの拠点となるマイホーム。今回はそんな「マイライフ」の基地としての「マイホーム」を具現化しているオーナーさんたちをレポート!
今回は、大人の秘密基地のようなお家で暮らすフォトグラファーの写風人さん。D.I.Y.を加えながら、上手にアウトドアギアを収納する「マイホーム」をご紹介します。
アウトドアギアに囲まれた大人の秘密基地。
OWNER:写風人(フォトグラファー)
元は研修センターだったという施設を購入し、自ら手を加えながら南信州での山暮らしを楽しむ写風人さん。昔からキャンプや山とアウトドアを好み、薪ストーブの世界に惹かれ2拠点生活をスタートさせたという。2018年までは岐阜県に拠点を構えつつ、週末のみ長野県まで通っていたが、2019年に入り住まいもこの駒ヶ根へと移した。
1歩外へ出ると緑に囲まれた環境。庭ではキャンプや焚き火を日常的に楽しむことができ、薪割りはもはや日課だと話す。薪ストーブの炎に魅せられて始めた山暮らしは、好きなギアに囲まれ十二分に外遊びを満喫できる、さながら大人の秘密基地だ。
大量のギアもインテリアのアクセントに。
関周りのほか外壁の一部はログハウス調にウッドが敷き詰められている。周囲に生い茂る木々の落ち葉を集めるためのレーキ、薪割り作業のためのトングやトビ、ガーデンツールなどを外に設置。飾りとしてフュアハンドランタンを掛けた。
土間の奥は足場板などを使い、キャンプギアの収納を作製。周囲の壁にOSB合板を取り付け、レアなスノーシューやパックバスケットをディスプレイ。長年愛用する古いギアや、最新のギアも取り入れながら外遊びを楽しんでいる。
キッチンスペースには業務用のコンロのほか、アラジンのトースターなどの家電が置かれている。コッフェルやシェラカップは、壁面を使い見せつつ吊り下げ収納。
長野の冬も2台の薪ストーブで快適に。
土間部分には長火鉢のほか、ファイヤーサイドの薪ストーブ、ディファイアントを設置。ストーブ背面にサビで味の出た鉄板を張り、遮熱として使用。
当初は大会議室として使われていたスペースはひろめのリビングに使用中。こちらにもファイヤーサイドの大型薪ストーブ、ロギを置いた。50cmの薪が入る大きな炉内で広い室内も快適に。
長野の寒い冬を迎えるにあたり、薪ストーブで消費する薪は想像以上の量だとか。1年通してストックを作り続ける必要があるほど。知人からもらった原木をすべて玉切りし、日々薪作りに精を出す。愛用する斧はグレンスフォッシュ。
【SPEC】
・エリア:長野県駒ヶ根市
・間取り:6DK
・住宅形態:平屋
・住居年数:約5年
・築年数:28年
- Photo/Syahoojin
- Report&Text/Shiyori Kawamura(RIDE MEDIA&DESIGN)
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