中川翔子さんのマタニティフォトが、ファッション＆カルチャーWebメディア「Numero.jp」にてついに初公開されました。ディレクションを手がけたのはNumero.jp、そして撮影を担当したのは写真家・映画監督として国際的にも高い評価を受ける蜷川実花さん。お二人によるコラボレーションは、2009年の写真集『しょこれみかんぬ2』以来、約14年ぶりの再タッグとなります。
今回の撮影では、妊娠中ならではのしなやかなシルエットと内面からあふれる生命力を生かした多彩なスタイリングに挑戦。中川さんは、ボディラインを美しく際立たせるランジェリールックにも果敢に挑み、凛とした美しさと柔らかな母性が共存する特別な瞬間を表現しています。撮影された全カットはNumero.jpにて公開されており、そのビジュアルは蜷川実花さんならではの鮮烈な色彩感覚と光の演出によって、まさにアートピースと呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。
中川さんは今回の撮影について、「憧れの蜷川実花さんに、お腹の大きいリミテッド状態の私を撮っていただけて、夢のようでした。いつもの私とは違うメイクやスタイリングで、Numeroワールドに染まったマタニティフォト、とても素敵な一生の思い出になりました」と語っています。
一方、蜷川さんも「これまで何度も撮影してきたしょこたん。今回こうして大切なマタニティフォトも任せてもらえて、嬉しく思ってます」とコメント。長年の信頼関係と深いリスペクトがにじむ発言からも、この撮影がいかに特別なものであったかが伝わってきます。
出産を控えたこの時期に、自らの「今」を鮮やかに切り取った今回のフォトシューティングは、命の誕生を目前に控えた女性の強さと美しさ、そしてそこに宿る希望を象徴する作品となりました。マタニティフォトの新たな表現として、見る者の心に強く残ることは間違いありません。
