体幹トレーニングといっても、何もスポーツジムに行って特殊な器具を使う必要はありません。日常的な動作の中で体幹トレーニングは十分に可能です。なかでも、体幹トレーニングにもっとも効果が高い動きが「手を上げる」と「履く」という動きになります。
日常動作で効果的な体幹トレーニング
手を上げる動作も履く動作も、体幹を使って上半身と下半身を連動させる動きです。具体的には、棚から物を取ったり靴下を履いたりと、誰もが日常的に行っている動作になります。
ただし一方は伸展、もう一方は収縮というまったく逆の動き。日常動作でも体幹を意識して体に緊張感を持たせながら行うことで、効果的な体幹トレーニングとなるのです。
たとえば、思いっきり上に手をに伸ばしてください。実際にやってみると、ふだんから体幹を伸ばすような動作をしていなかったことに気づくでしょう。必要なものが手に届く範囲にある生活は確かに便利です。しかし、それは体を甘やかすことでもあります。
日常動作の体幹トレーニングで効果
バッグや鍋などよく使うものこそ、わざと取りにくい場所に置いておくのがおすすめ。あえて体を動かさざるをえない生活スタイルを作ることが、体幹トレーニングにつながるのです。
手を上げる動作なら、棚の上にあるものを手を伸ばして取ることを日常的に行うように工夫します。これが四十肩や五十肩の予防になるのです。利き腕ばかりでなく、反対の腕も上げるように意識するのも大切でしょう。
履く動作なら、片足でバランスをとりながら靴下や屈を履くのがおすすめ。片足立ちのまま靴ひもが結べるくらいなれば、日常動作の体幹トレーニングでかなりの効果が出たことになります。
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大谷翔平・野球ニュース