オメガ3脂肪酸は酸化しやすく熱に弱いオイル

管理栄養士の伊達友美さんのオススメが「オイルダイエット」です。良質な「オメガ3脂肪酸」で脂肪燃焼スイッチをオンにすることで「食べてやせる」というダイエットスタイルを確立しました。オメガ3脂肪酸によるオイルダイエットのメカニズムを詳しく見ていきましょう。

オメガ3脂肪酸は酸化しやすく熱に弱い

オメガ3脂肪酸で25キロもダイエット

オメガ3脂肪酸によるダイエットを提唱する伊達さんも、じつは昔は太っていました。20歳のころに68キロだった体重は現在43キロ。なんと25キロものダイエットに成功しています。

その驚きのダイエット方法が「オイルダイエット」です。オイルは高カロリーでダイエットの敵と思われがち。しかし、良質な「オメガ3脂肪酸」は体脂肪を燃やす脂肪燃焼スイッチをオンにする私たちの味方なのです。

オメガ3脂肪酸にはDHAやEPA、αリノレン酸があります。これらが含まれているのは、イワシ・サバ・サンマなどの青魚から取れる魚油。鮫肝油やクリルオイル、アマニ油などの植物油からも抽出されます。

オメガ3脂肪酸を効率的に摂ってオイルダイエットするためには、魚を調理するときになるべく油が出るのを抑える工夫が必要です。煮魚を作るときは水を少なめにしたり、焼き魚にする場合はムニエルにして油を閉じ込めたりします。

オメガ3脂肪酸は、植物油ならアマニ油やえごま油に多く含まれます。酸化しやすく熱に弱いオイルなので、生のものにかけて食べるとよいでしょう。

オメガ3脂肪酸の効果はダイエットだけではありません。生活習慣病の予防や脳の活性化など、幅広い健康効果が確認済み。子どもは知力が発達し、大人は生活習慣病のリスクが軽減、高齢者であれば認知症を予防します。オメガ3脂肪酸はどの年齢層にも健康効果が期待できるのです。

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