静岡県西部の浜松市と湖西市にまたがる湖「浜名湖」遠州灘とつながっており海水と淡水が混じり合う珍しい汽水湖で、あまり知られておりませんが日本で最も長い湖岸線を有します。ドライブで車を走らせれば気分爽快!ご機嫌に車を走らせていると出会う「きまま珈琲」は、2024年7月3日にオープンしたご夫婦2人が営むこだわりのコーヒーカフェです。
毎月変わるコーヒーラインアップ
さまざまなコーヒーを楽しんでもらいたいという思いから店主である旦那さまが月1回程度、豆を入れ替えます。4月のラインアップは、ケニア・インドネシア・エチオピア・ペルー・グアテマラ。味チャートがあるのでそれを見て選ぶも良し、迷ったときは店主さまに相談するも良しです。
筆者はメニュー表とにらめっこするも決められず店主さまに相談して、しっかりとしたコク感と滑らかな口当たり。複雑で分厚いしっかりとしたインドネシア。そしてプラムや黄桃、シロップ漬けのりんごを思わせる果実感と甘さがクリーミーな口当たりで膨らむ。余韻には果実の甘さとキャラメルの香りがじんわりと続くペルーを飲み比べでお願いしました。
そして追加で、日本にはほとんど存在しないスリランカコーヒーもオーダー。かつては世界3位の輸出量を誇っていたセイロンコーヒー(現スリランカコーヒー)はイギリス統治時代にさび病にかかったことをキッカケにセイロンティー(紅茶)に取って代わられ衰退の一途をたどりました。約150年の時を経て復活の兆しがあり、縁あって「きまま珈琲」に突如現れた幻のコーヒーは、ミルクチョコレートのような甘味が魅力。飲みやすくお食事、スイーツと合わせても寄り添ってくれます。
※スリランカコーヒーは超数量限定で入荷、すでに完売しています。
手作りスイーツもオーダー必須
スイーツ、フードは奥さまが担当。甘いものに目がない筆者は自家製あんこに惹かれて、厚切りあんバタートーストをオーダーしました。てんさい糖を使った甘さ控えめのやさしいあんことバターの相性は言うまでもなく抜群。食パンはお近く、地元で長らく愛される三ヶ日都筑の駅舎パン屋メイポップさんから入れているそうです。
自家製スイーツは日替わりのようで他にも、いちごのベイクドチーズケーキ・生チョコケーキ・焼きぷりん・アフォガードなども選べました。
お得すぎるモーニング
オープンの8:30-11:00まではドリンクを注文すると、トースト・サラダ・ゆでたまごを無料でつけることができます。これはお得過ぎる!まさに早起きは三文の徳ですね。
ついつい長居したくなる癒しの店内
大きな窓から日差しが降り注ぐ明るい店内。窓からは浜名湖の景色が望め、自然に視線が外に向かいます。ソファー席とテーブル席(4名掛け:1席、2名掛け:2席)。お好きな席でおくつろぎください。
カウンター席では、おしゃべり好きの店主さまとコーヒー談義に花が咲きます。コーヒーを淹れる様子が見られる特等席でもあります。
陽気が良くなって来たらテラス席で過ごすのも良いですね。こちらはワンちゃんもOKだそうです。
きままに過ごせる「きまま珈琲」
私たちの気持ちと流れに任せてお店をしたい…そんな思いが込められた店名。その名の通り、思い思いにきままに過ごすお客さまが印象的な「きまま珈琲」は、肩の力を抜いてリラックスできるとまり木のような場所でした。店主さまのこだわりコーヒーを毎月楽しみに通う方も多いと聞きます。あなたのお気に入りのコーヒーを見つけに、きままに訪れてみてはいかがでしょうか!?
【店舗詳細】
きまま珈琲
所在地 静岡県湖西市利木226‐1
営業時間 8:30-16:00(LO 15:30)
定休日 月・火(他、臨時休業あり)
駐車場 あり