鳥取県と聞いて、皆さん何を思い浮かべるでしょうか。砂丘…だけではないんです!!鳥取県は実は、肉質日本一とも言われる鳥取和牛をはじめ、美食の宝庫。そんな鳥取の食の魅力を味わえるフェアが、東京と大阪のひらまつのレストランでスタートします。和牛のルーツとされる最高級の鳥取和牛と、日本屈指のフレンチレストランのコラボレーション。今だけの味わいを楽しめそうです…!!
鳥取和牛ウィークリーフェア
今回紹介するのは、東京と大阪の4つのフランス料理店で始まる、『鳥取和牛ウィークリーフェア』。2月1日から14日の2週間限定で、国内トップレベルを誇る「ひらまつ」系列の各店の料理長が、「鳥取和牛」の美味しさを最大限に活かした一皿を提供します。
今回は、フェアに先駆け『【和牛のふるさと山陰】旅する鳥取テロワール』と題したメディア発表会に参加させていただきます、ひと足先にその魅力を体験させていただきました!!
メディア発表会では、鳥取県の平井知事と、フェア実施店でもある丸の内のサンス・エ・サヴールの鈴木シェフも登場。鳥取和牛の魅力を語っていただきました。
鳥取和牛って何がすごい⁈
メイン食材として使われる「鳥取和牛」、皆さんご存知でしょうか。実は、鳥取県は1920年に全国で初めて和牛の登録事業を実施した県。つまり、歴史的にも和牛のブランド化や育種改良に努めてきた県なのです。
豊かな自然環境でストレスなく育てられる「鳥取和牛」。1966年の第1回全国和牛能力共進会で鳥取県の「気高」号が日本一を獲得すると、その子孫が全国へ広がり、多くのブランド牛のルーツとなったのだそう!!今や世界的にも有名なブランド和牛ですが、その原点が鳥取和牛にあるのですね。
鳥取食材×フランス料理のフルコース
今回は特別に、サンス・エ・サヴールの鈴木シェフ考案による、「鳥取和牛×鳥取県産食材」の”鳥取和牛尽くし”フルコース『旅する鳥取テロワール』にて、シェフが実際に足を運び、現地の気候風土に触れて感じた”鳥取テロワール”を体感させていただきました。
一皿目は、ひらまつラベルのシャンパーニュ、ペリエ・ジュエ グランブリュットと合わせて「鳥取和牛のクロケット 鳥取和牛のクリスティアン 鳥取県産モサエビと焼パプリカのタルトレット」。軽やかなフィンガーフードでも感じる、鳥取和牛の旨みにまず驚きます…!!
続く「鳥取和牛ランプと鳥取県産松葉がにのタルタル 根セロリとリンゴのエスプーマ」は、爽やかなリンゴの香りと味わう、ふわりとした鳥取県産松葉がに、そして濃厚な雲丹の下には鳥取和牛が隠れているなんとも贅沢な一皿…!!
こちらは鳥取の日本酒「純米吟醸 いなたひめ」といただくと和の味わいが引き立ち、まさにフレンチと和食材の融合を楽しめました。
絵画のようなプレートに見惚れる「鳥取和牛イチボのカルパッチョ 鳥取県産あんぽ柿のクーリとキャラメルバルサミコ レフォールの香り」は、希少部位のイチボの赤身の美しさも際立つ一皿。
フルーツと食材の組合せを得意とされる鈴木シェフならではの、あんぽ柿との相性もさすがの一言。フルーティーな柿の甘みと鳥取和牛の上質な脂が、お口の中でとろけ合います♡
ペアリングは、県内の兎ッ兎ワイナリーのメルロー。可愛らしいイラストのエチケットが素敵で、軽やかな中にジューシーな果実味を感じられるワインでした。
お魚料理にも鳥取和牛が。「鳥取和牛のコンソメ 真鯛の蒸焼きと鳥取県産原木しいたけ”とっとり115″と白ネギ”伯州美人”のフリカッセ」は、しっとりした真鯛に、椎茸と木の芽のオイルが上品に香る一皿。鳥取和牛の滋味深い出汁も、真鯛の甘みを引き立てます。
そして、お肉料理はウィークリーフェアでも提供される「鳥取和牛オレイン55フィレ肉のロティ 鳥取県産大山ブロッコリーのコンポテ ソース・ポワブラード」。鳥取和牛の中でも特にオレイン酸が55%以上含まれる「オレイン55」のフィレを炭火焼きでいただきます。
柔らかい肉質と、とろけるような脂、そしてじゅわっと広がる旨みが至福の味わい…!!!付け合わせの大山ブロッコリーの甘み、クランベリーソースの酸味、ピスタチオの香ばしさも、味わいに華やぎを加えます。
合わせた赤ワインは、鳥取県の北条ワイン醸造所のスペシャルセレクション赤。しっかりした厚みのある味わいで、「オレイン55」の優しい味わいともベストマッチ。ちょうどお口の温度で溶けるお肉の素晴らしい脂に、ふくよかなワインの味わいが余韻を加えます。
デザートは、県産いちごの「とっておき」を使った一皿。このいちご、とっても大きくて甘いんです!!
「鳥取県産いちご”とっておき”と大山乳業クリームチーズのクレームダンジュ 発酵いちごのソルベ ロザス仕立て」は、そんな「とっておき」がたっぷり。爽やかなクリームチーズと合わせて、フルコースの最後に最高の幸せ気分をいただきました♡
各店シェフの選りすぐりの鳥取和牛を
今回いただいたコースの中から、サンス・エ・サヴールでは「鳥取和牛オレイン55フィレ肉のロティ 鳥取県産大山ブロッコリーのコンポテ ソース・ポワブラード」がいただけます。
他にも、東京・六本木の「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」では、「鳥取和牛イチボのロティ 牛テールとジャガイモ コンテのドフィノワ 縮緬キャベツのエチュベ シェリー風味のソース・コニャック」が。
同じく六本木の「フィリップ・ミル 東京」では「鳥取和牛 メークインとアーティチョーク トリュフソース」。大阪・中之島の「ラ・フェット ひらまつ」では「鳥取和牛ロース肉のロースト 赤ワインソース」が、それぞれコース内で提供されます。
鳥取和牛とフランス料理の至福の味わいを楽しめるのは2週間限定!!ぜひチェックして、その素晴らしい味わいを堪能してくださいね。