信号機が倒れた原因を警察が調査した結果、驚くべきことが分かりました。
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三重県鈴鹿市の交差点で今年2月に起きたある出来事。
記者
「今年2月、こちらに設置されていた信号機が根元から折れたということです。こちらの通りは地元の子どもたちが利用する通学路ともなっています」
突然、信号機が根元から折れ、倒れたといいます。幸い倒れたのが深夜ということもあり、けが人はいませんでした。
通常、信号機の耐用年数はおよそ50年ですが、倒れた信号機は、設置してからまだ23年だったことから、警察は原因の調査を開始。その結果、意外なものが原因であることが分かったのです。
それは、犬のおしっこです。
三重県警・交通規制課 三尾啓輔次長
「信号柱については、その場所からいろいろと調査をした結果、犬のおしっこ等の排せつ等で、サビが進んだものと推定しました」
倒れた信号機の根元の写真を見てみると、地面の下10センチほどがさびているのが分かります。
犬のおしっこに含まれる尿素や塩分などが原因となり、腐食が進んだとみられていて、他の信号機に比べて、およそ40倍の尿素が検出されました。
近隣住民
「犬の散歩は多いですね。この辺、結構犬飼っている人多いから。前歩いてて下が腐食していて、『この信号機怖いな』とは言ってたんですよ」
近隣住民
「信じられない。犬のおしっこであんなのが倒れたのは」
今回の調査結果に犬の飼い主からは…
犬を飼う人
「(Q.犬のおしっこのコントロールは難しい?)難しいですね。もう、本人まかせ」
犬を飼う人
「家でしつけしている方は家でちゃんとコントロールできるけど、外でしかしないので(難しい)」
警察は、犬の散歩は排せつを済ませてから出掛けるようにしてほしいと呼び掛けています。
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