29日、千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み児童5人が死傷した事故で、逮捕された男が「昼食の時に酒を飲んだ」などと供述していることがわかりました。
痛ましい事故は、見通しの良い直線道路で起きました。トラックが通ったわだちからも事故の衝撃の大きさがうかがえます。また、朝から近所の方や、小さな子どもを連れた親たちが訪れ、花を手向け、手を合わせていました。
この事故は28日午後3時半頃、千葉県八街市で下校途中だった市立朝陽小学校の児童の列にトラックが突っ込み、児童5人が巻き込まれ、男子児童2人が死亡したほか1人は意識不明の重体、2人が重傷を負ったものです。
現行犯逮捕されたトラック運転手・梅沢洋容疑者の身柄は、29日午前10時前、これまで取り調べが行われていた佐倉署から成田空港署に移送されました。また警察は、29日午前、過失運転致死傷の疑いで梅沢容疑者の勤務先の運送会社と自宅を家宅捜索し、出勤簿などを押収したということです。
梅沢容疑者の呼気からは、基準値を超えるアルコールが検出されていますが、その後の捜査関係者への取材で梅沢容疑者が「昼食の時に酒を飲んだ」などと供述していることが新たにわかりました。
梅沢容疑者の飲酒について、父親は日本テレビの取材に対し、次のように語っています。
梅沢容疑者の父親「(Qお酒とかは普段そんなに飲まない)飲む時は飲んでただろうけど、そんなに深酔いしたのは見たことないよね」
調べに対し梅沢容疑者は容疑を認めていて、警察は今後、容疑を危険運転致死傷に切り替え、事故の経緯をさらに詳しく調べる方針です。
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