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『グッとラック!』降板が決定した志らくに本来の舌鋒が戻ってきた? 東京五輪の開催問題をぶった斬り!


 
ここcitrusでは、これまで

 

 
私は正直申して、立川志らくによる一連の社会的発言には、総じて「古臭さ」を感じなくもないのだが〜

 

 
「朝から着物」、それに落語家の性(さが)なのか、どことなく語りにオチをつけようと目論んでいるフシも垣間見えなくはない「ぼそぼそと聞き取りづらいコメント」は、たしかに一日のスタートにはあまり相応しくない、テンションの下がるキャスティングだとは、私も薄々感じていた


……などと、あまりイイ風には書いた覚えがない落語家の立川志らく(57)が、最近、今年3月に終了する朝の情報バラエティ番組『グッとラック!』(TBS系)で、キレのある発言を連発している……ような気がしなくもない。「降板」が決定して、いろんなしがらみから解き放たれたのだろう。私はそこまでこのヒトについて詳しくはないのだが、これが本来の「志らく」……なのかもしれない。

 
たとえば、1月19日に放送された同番組では、今年開催が予定されている東京五輪・パラリンピックについて、こんな持論を述べている。

 

 
「本当は、テレビに携わる人間はオリンピック、やれるわけねえじゃないかと言っちゃいけないらしいんだけど…」

 
「でも、私は前からやれるわけねえだろうと。これは私の個人の感情。正直に申し上げる」

 
「もちろん(頑張っている選手のことを思えば)やらせてあげたいというのはある」

 
「(でも)泣くのはオリンピックの選手だけじゃない。甲子園球児だって泣いた、小学生だって三学期がなくなって泣いた、エンタメ業界だっていつだって出来ると言われたが、今しかできないものもある。そういう人も泣いた、本当に生活がかかっている人、みんな泣いている。そんななかでオリンピックだけいいのか?っていうのは一つある」

 
政治・経済的な観点を一切無視した、完ペキな感情論である。しかし、そういった「コッチを立てればアッチが立たない」的なかたちで複雑に絡む“それぞれの事情”を、キレイさっぱり削ぎ落としたシンプル極まりないロジックゆえ、力がある。最終的に、この論旨に賛同するかどうかはともかくとして、とりあえず「なるほどね〜」と納得はできる。たしかに、コレを「テレビ」というメディアで公言するのは相当な勇気を要すると推測されるが、おそらく似たようなことをぼんやり考えている視聴者は、けっこう多いハズ……。

 
テレビの世界にだって、「勉強不足」を盾とする“匿名の論客“たちが巣食うネット上でこてんぱんに叩かれる覚悟をもって、今回の志らくみたいな「代弁者」の役割を担うMCやコメンテーターが、一人くらいはいてもかまわない……と、私個人は思うのだが、いかがでしょう?

 
あと、ついでに言うなら、1月16日に実施された「大学入学共通テスト」で、再三注意されてもマスクで鼻を覆わずに失格となり、挙げ句の果てには会場のトイレに3時間立てこもった49歳の男性受験生とたまたま同じ部屋になって、集中力を掻き乱されてしまった他の受験生も、遠因を辿れば「コロナのせいで人生を変えられてしまう可能性もある、泣いている人たち」に、カテゴライズできるのではなかろうか?
 

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