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なぜ育児をする男性が特別視されるのか? "イクメン" なる言葉に拒絶反応を示す女性は案外多い…という事実を男性諸君はご存知か?




 



10月19日は、「10(“トウ“サン=父さん)と19(“イク“ジ)」の語呂合わせから生まれた「イクメンの日」であったという。また、この「イクメン」というワードが新語・流行語大賞のトップ10入りを果たして、早10年が経った……らしい。



 



ところが! 『AERA dot.』が、今年のイクメンの日用に再編集した特集記事に掲載されていた、2019年の10月に朝日新聞が行ったアンケート調査(※回答数:約1400人。女性55%・男性41%・その他4%)によると、この「イクメン」なる言葉は以下のとおり、そこまで好意的に受け止められていないことが判明していた。



 



Q.「イクメン」という言葉について、どう感じますか?

 

嫌い:44%

どちらかといえば嫌い:31%

好き:2%

どちらかといえば好き:5%

どちらでもない:18%



 



とくに、女性からの拒絶反応はなかなかに切実で、

 




「なぜ(育児をする男性が)特別視されなければならないのか分からない。家事も育児もやって当たり前」



 



「週末に子どもの相手をしただけで『イクメン』を気取られたらたまらない」



 



「『イクウーメン』なんて言葉は存在しない」



 



「育児は母親っていう固定観念が根底にある」






 ……ほか、辛辣な意見が目立った……のだそう。



 



別にフェミニストをアピールしたいわけではないのだけれど、私も「イクメン」なる言葉に秘められた響きは、どうしても好きになれない。なんとなく押し付けがましい、「育児をやってあげてるんですよ」的な上から目線が「イケメン」と一文字違いってせいもあるのかもしれないが、ぷんぷんと匂ってくるからだ。



 



私の友人であり、同業のフリーライターの職に就く、とある兼業主夫は育児ほかの家事について、こう語る。



 



「究極の家事とは『評価されないこと』にあるのかな…と、僕は思う。家人が知らないうちにトイレットペーパーを収納する、昨日洗濯機に突っ込んだ洗濯物がクローゼットに折り畳まれ収納されている…。そんな風に家人が気づかぬままに家がまわっている、すなわち『評価されない』ということが最終のゴール。『醤油が切れて困っていたの。買ってきてくれてありがとう!』と感謝されているようじゃあ、まだまだ100点満点には程遠いんですよ」



 



なるほど、「イクメン」なんてネーミングがもてはやされている時点でまだまだアウト!「育児は母親っていう固定観念」をよりいっそう際立たせているだけ……「育児の男女平等化」は成熟どころか黎明期、ようやく夜明けくらいを迎えたばかり……みたいな段階でしかないってことか?


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