子どもの頃に、自宅でかき氷を作ったことがある人は多いはず。暑い夏に食べるかき氷が美味しかった記憶とともに、なぜ家で作るかき氷はガリガリしているんだろう。と思っていた方も多いかと。
■最も重要なポイントは氷作り
口当たりのよいフワフワのかき氷を作るには、氷を作るところから始めなくてはなりません。
簡単にフワフワのかき氷を作るには、200mlのお水に対し大さじ3杯の砂糖を加えて氷を作るとよいのです。
水が凍っていく過程で、残った砂糖水が氷の結晶化の進行を妨げるため、フワフワの食感を生むスポンジのような氷ができあがります。
■削り方・盛り付け方にも注意
氷が出来たらすぐに削りたいところですが、フワフワのかき氷を食べたいのであれば少し我慢が必要です。
冷凍庫から取り出したばかりの氷は硬く、かき氷機を使っても上手く削ることができません。
しばらく室温で放置し、氷を柔らかくしてから削るようにしましょう。表面が多少溶けて透明になったときが削り時です。
氷の粗さを調節できるかき氷機を使用する場合は、できるだけ薄く削るようにしてください。ただし、すぐに溶けるので、盛り付ける器はしっかり冷やしておきましょう。
シロップはドバドバとかけず、糸のような細い状態で回しかけるようにするとフワフワの食感を保つことができます。