ただいま、うちゃか(@sayakaiurani)さんの投稿が話題になっています。
昔、道を歩いていたらとある家からすごく不安げな奥様が私のところに出てきて「本当に、本当に申し訳ないのですが、手を握って貰えませんか。数秒でいいです」って言ってきたことがあった。最初は何が何だかわからなかったけど、その方、過呼吸になってたし震えてたし。幽霊とか見たのかなって思った
—うちゃか (@sayakaiurani) 2020年5月31日
けど、玄関前の階段に座ってその方が落ち着くまで手を握ってたら「本当にごめんなさいね。驚かせちゃったわね。なんかわからないんだけど、時々急に胸にぽっかり穴が空いて、数分先も生きられないような気持ちが襲ってくるの。今日は私1人留守番だったからそのスイッチが入ったのかしらね」と。
—うちゃか (@sayakaiurani) 2020年5月31日
「家族がいれば家族に抱きついたり、手を握ってもらったりしてたんだけど、初めて家族がいなくて。もう自分が壊れそうで。叫びながら外走りそうになった時に貴方がいたの。ごめんなさい」って言ってた。どう答えたらいいのかわからなかったけど、とりあえず「私、よく夕方この辺歩いているので、
—うちゃか (@sayakaiurani) 2020年5月31日
見かけたらいつでも声掛けてください。私でよければ手も握りますし、一緒におしゃべりもできますよ」って伝えたら泣いてらした。ホルモンバランスの関係や精神的なものもあるかもだけど、ある日突然何がトリガーになるかわからないけど、こうやって誰かに手を握ってもらったり、背中を撫でてもらったり
—うちゃか (@sayakaiurani) 2020年5月31日
して欲しくなる、そして「生きる」ということがギリギリ難しくなるような感覚に陥る症状は誰にでも起こる可能性はあると思ってる。そんな時に「なんでもない」感じですぐに適切なサポートできるような人に今後もなろうと思った。
—うちゃか (@sayakaiurani) 2020年5月31日
特に一人でいるときに漠然とした不安感に襲われ、動機や息切れが止まらなくなるのは、パニック障害の症状の一つだと言われています。
うちゃか(@sayakaiurani)さんの行動に、称賛の声が殺到しました。
ここのところ強い者、煌びやかな物に従い、弱者切り捨てのような人ばかり目にしていたので、人の優しさを感じることができてうれしいです
—sugar rush (@Do10Sugar) 2020年6月1日
貴女の助け、支えがありその方は安心出来たと思います。
突然襲われる不安と身体症状が表出することは自分にも起こり得るかもしれないなと。
このツイート見て私も貴女のように誰かをサポート出来るような心穏やかに余裕を持てたらなと思いました。
—Ryuichi Yamada (@bboy_Pooh) 2020年6月1日
素晴らしい対応をされたと感激しました!
世界のどこかには優しさも存在するのだなと思いました。
家族にさえ恐怖症を揶揄われたり、盾に取られて脅されたりしていたのでね。゚(゚´Д`゚)゚。
—⛩上谷深凪⛩ (@mina2046) 2020年6月2日
また、実際にパニック障害を抱える方たちからも、感謝の声が寄せられました。
パニック発作持ちの友人が、電車内で発作が起こると、ガラス窓を頭でぶち抜いてでも脱したいと思う程苦しいと説明してくれて。そういう時、周りに何ができる?と聞いたところ。次の駅までもうすぐですよ、大丈夫。と言って、手を握っていて欲しい、と話していました。人の温かみの力って大きいですね。
—peopleperson *日常的で、ゆるい精神疾患予防を目的に活動中* (@peopleperson012) 2020年5月31日
私もパニック症です。気持ち、凄く分かります。一人居ると居ないのとでは心の持ちようが違います。いざとなったら頼れるって。そんな私も年内には一人になってしまいます。今からとても不安です。パニック症の方が少しでも不安がなくなる状況であって欲しいですね。私と関係ないとは言え、ありがとう!
—名もなき人@過換気・パニック症・不安神経症 (@7n211769o1) 2020年6月1日
私は背中摩ってポンポンしてもらうのが効きました。一人の時でも胸をポンポンやりました。普通の心臓の鼓動と同じくらいの速さでポンポンと。血圧と脈拍が異常に上がっているので戻すように。パニック発作で死ぬことはありません。10分〜長くて30分程度で治まります。優しさをありがとうです
—ゆべっさん@寝起きたて (@kimiyo_smile) 2020年6月2日
障害を抱える人と接する上で、本当に大事なのはこういうことなのかもしれません。
昔何かのCMで言ってた。
手当てとは、そっと患部に手を当てるから手当てなんだと。
どんなに医療や薬が発達しても変わらない根底だと思う。
—FROGGER (@oppih401) 2020年6月1日
パニック障害は、100人に1人がかかると言われているとても一般的な病気でもあります。
私たち自身や周囲の人も、だれでもかかる可能性のある病気です。
もしも今回の投稿と同じような状況になった時、優しく手を握り、会話してあげられるように心がけたいですね。