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朝ドラ『エール』で高評価 RADWIMPS野田洋次郎の俳優業は “本業” にどのような効果をもたらすのか?


写真:アフロ


 



NHKの朝ドラ『エール』で、窪田正孝(31)演じる主人公の裕一と同時期にレコード会社に採用された作曲家・木枯正人役を演じる、人気ロックバンド『RADWIMPS』のボーカル・野田洋次郎(34)が、 “俳優”としても高い評価を得ているという。



 



もう5年以上も前だろうか、当時懇意にしていた20代の女子から「一度聴いてみて!」とRADWIMPSというバンドをお薦めされたとき、「すごくセンスのいい子たちだなぁ…」と素直に心を打たれた。いかにも才気溢れる多彩な曲調に繊細緻密な音づくり、か細くてどこか切ない声質……脇を固めるギター・ベース・ドラムの演奏技術も、じつに達者だったりする。



 



そんなRADWIMPSのボーカル兼ギターで、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛けている野田が「演技もできちゃう」ことを私が知ったのは、2017年に放送されたドラマ『100万円の女たち』(テレビ東京系)──ドラマは初出演で、しかも初主演だったらしく、でも最初はこの役者があのRADWIMPSのボーカルのヒトだとはわからなかった。こう申すのも失礼かもしれないが、あまりに普通に、ちゃんとその役柄を演じていたからである。



 



調べてみると、野田が俳優としてデビューしたのは2015年に公開された映画『トイレのピエタ』(松永大司監督)。「余命宣告された青年」の役を好演し、第39回日本アカデミー賞ほか、多くの映画賞で新人賞を受賞した。



 



「音楽も一流なのに俳優まで!?」「天は二物を与えないってえのはウソなのか!」……と、ついついやっかんでしまう縦横無尽な活躍ぶりではあるが、私はこと“表現”の分野に関しては、こうした「一般論的に区分されたジャンルを飛び越えること」は、さほど特殊かつ困難な事例でもない……と考える。



 



 “私”で例えてみると(※野田洋次郎と同じ土俵で論じるのはおこがましくもあるのだけれどw)、私は今でもあくまで「本業・イラストレーター」を公称している。昔はわりと本格的にジャズドラムもやっていた。時折「文章も書けてイラストも描けて、ドラムまで叩けて、むっちゃマルチじゃないですか!」みたいなことを言われたりもする。しかし、私は自分を「マルチ」だとは全然思わない。そう言われたら「いやいや、ボクなんて文章とイラストと音楽しかできませんから」と、いつも言い返す。



 



決して、謙遜なんかじゃない。たまたま “手段”が異なっているだけで、これらは私のなかで “表現”という行為自体において、すべてが当たり前のようにつながっているのだ。文章のリズム感や絵のタッチはジャズをバックボーンに、また、文章で書くのがまどろっこしい場合はしょうがないから絵や音で代用する、逆に絵や音で表現しきれないエモーションは文章で補足する……と、まあそういったニュアンスだろうか?



 



「(俳優としての活動によって)柔軟に音楽と向き合えるようになった」



 



……と、某ファッション誌のインタビューで野田洋次郎は語っている。かつて、イチローがまだバリバリの現役だったころに『古畑任三郎』で犯人役として俳優デビューしたのが話題になったが、イチローレベルのアスリートとなれば、それはもはやれっきとした“表現者”の域であり、私のような凡夫にはとても理解できない、 “演技”することによって自身のパフォーマンスに影響を及ぼす重要な “なにか”があるに違いない。


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