■どれだけ動く!? 公開されている情報から予想してみた
ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』の主役ロボットであるガンダムが、劇中の設定どおりのサイズ約18mの大きさで、ついに動く!
2009年、「実物大ガンダム立像」がお台場に登場したことを記憶している人は多いと思いますが、このときのガンダムは文字通り、立像。動くことはありませんでした。
ですが、2020年10月、実に6階建ビルの高さに相当するスケールで登場する実物大ガンダムは、動くんです…!!!!
この「実物大・動くガンダム」が見られるのは、神奈川県横浜市の山下ふ頭にオープンする「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。2020年10月1日~2021年10月3日までの約1年間の限定施設です。
――「実物大・動くガンダム」は、可動フレーム部分が鋼鉄、外装がカーボン樹脂となっており、総重量は約25tとのこと。ちなみになんと今回は、地上から見上げるだけではないのです。高さ15m~18mの位置から間近で「実物大・動くガンダム」が見られる、「GUNDAM‐DOCK TOWER」という特別観覧デッキが設けられるそうですよ!
さて、ここからが本題。
実際の「実物大・動くガンダム」は、機体の安全性を確保するための支持台座はあるものの、公開されたCGイメージムービーでは、右足を上げて歩き出すような動作をしているのがわかります。ただ、この映像だけでは実際に歩けるかどうかはまだ何とも言えません……。まぁ“片足立ち”できるのは確定だと考えていいでしょう。
また、YouTubeの「ガンダムチャンネル」で公開中のドキュメンタリームービー「動くのか?ガンダム 夢への挑戦!」第2話では、約2mもの大きさの手が動く様子が紹介されています。指一本一本が動き、第一関節・第二関節も曲がるため、ピースサインをした手が映し出されていました。手の指がここまでグイグイ動くのは驚きです。
……正直な予想を言うと、今年10月に公開される段階では“歩く”のは難しいのかも(苦笑)。ただ、希望的観測ではありますが、今年10月にお披露目されるものが最終完成形ではなく、その後も順次アップデートされていく可能性も考えられますので、歩く姿も見られると信じています!
いずれにしても、2020年は「ガンプラ」(ガンダムのプラモデル)誕生40周年イヤー。そんな記念すべき年に、“1/1スケールガンプラ”とも言える「実物大・動くガンダム」が完成するというのは、何とも感慨深いですね……。