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指原莉乃「浮気したら即離婚」は正しい? 浮気発覚後に夫婦生活を続けるコツとは…


写真:Top Photo/アフロ


『スポニチAnnex』によると、タレントの指原莉乃(26)が8月20日放送の『噂の現場急行バラエティー レディース有吉』(フジテレビ系)に出演し、「浮気発覚後の離婚率」に不満を漏らした……らしい。



 



この日は「浮気調査の最前線SP」と題して、最新の浮気調査法を検証するなどしてトークを展開。そんななか、浮気調査後の離婚率は約20%で、約8割の人が「関係を修復・現状維持をしている」ことが紹介され、指原は驚愕。



 




「(離婚率が)低い!」



 



「即、離婚したほうがいい! マジで!」



 



「女もぶん回したほうがいい。マジなんなん、なんで」



 



「早く別れたほうがいいですよ」




 



……みたいな怒りのコメントを連発。最後は「最悪の回だ、今日はもう」と締めくくった……のだそう。



 



私も指原同様、「20%」という数字にはかなりの意外さを感じた。そして、やはり指原同様、浮気がバレてしまったなら最後、そのカップルは別れたほうがいい……とも感じた。なぜなら、私は浮気発覚が原因で離婚した経験こそはないものの、過去(数えきれないほど)、私の浮気が発覚、もしくはカノジョの浮気が発覚した場合、100%の確率でその3ヶ月以内に破局を迎えているからである。



 



どちらがしでかしたにせよ、「浮気しちゃった」という事実──“後ろめたさ”を引きずったまんま二人で一緒にいるのって、ホント空気が重いんですよ。前向きな話し合いと誠意を尽くした謝罪の嵐で一応の和解を果たせたとしても、浮気した側は自分のどんな発言がまた相手の地雷を踏んでしまうか、ビクビクしながら手探り状態で会話をすすめていかねばならないし、浮気された側も無理やり明るく振る舞おうとしたところで、なにかの拍子にふと遺恨の念がよぎり、つい言葉を失ってしまったり……。だから、プロの探偵を雇われたうえで完璧な証拠を突きつけられでもしないかぎり浮気は絶対に認めない、あくまでシラを切り通すべきなのだ。



 



だがしかし! 「浮気発覚→即別離」という、指原や私のようなある意味“潔い”姿勢は、独身者ならではの身軽さを背景とする、“無邪気な理想主義”でしかないのかもしれない。それこそ、既婚者の肩にのしかかる「子ども」「お互いの両親や親族」「戸籍」「持ち家」「ローン」……といった、さまざまな“責任”をすべて放棄するには、尋常ならぬ体力と経済力、それに時間を要する。浮気“程度”じゃあ別れを決断できず、時の流れに関係修復を任せ、とりあえず浮気した側は針のムシロ的な日々をやりすごす、浮気された側はその釈然としない想いを飲み込む……といった“我慢”を選択する心情も、それなりに理解はできる。



 



先にも申したとおり、私はどちらかの浮気が明るみになったスクランブル体制下での結婚生活を続けた経験がないので、そんな苦境を乗り切るためのノウハウやコツは、残念ながらよくわからない。ただ、浮気した側が焦って反省の意を示すため、浮気された側はそのわだかまりを密なコミュニケーションで埋めるため、いきなり人が変わったかのごとく急激に在宅時間を増やし、不自然なかたちで家事や育児に精を出すよりは、家庭内冷却期間としてできるかぎり顔を突き合わせること避け、(許される範囲で)双方が積極的に“外へと出る”よう努めたほうが無難な気もするのだが……いかがだろう? もちろん、外で新たな浮気に走るのは論外であるのだが……?


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