日々の食事や料理にかかせない調味料。それが今、時代に合わせて進化していることをご存じでしょうか。インスタ映え間違いなしだったり、時短に超便利だったりする新感覚調味料を、3つまとめてご紹介いたします!
■ビーズみたいなワサビ!?
明治8年に創業し、「わさび漬け」といった商品で知られる老舗・田丸屋本店が作ったのが、「わさビーズ」という緑色のイクラのような見た目をした商品。2018年10月から業務用に発売が開始されると、SNS上で「ジュエルわさび」という呼び名が付けられ、話題になっていました。
その人気は、12月から一般発売を開始するとアナウンスした公式ツイッターの投稿が、1万以上リツイートされるほど。予想外の反響が続き、「わさび漬け」を超える勢いで売れていて、品薄状態なのだとか。
ワサビそのものの形に変化を加えようと、10年以上の構想を重ねたという「わさビーズ」。気になる辛さは、3粒で普通のお寿司に入っているワサビ程度なのだそう。イクラよりも少し固めのプチっとした食感で、さまざまな料理のトッピングに活用できるそうですよ。
■水みたいな醤油!?
カフェラテやミルクティーなど、いろいろなドリンクが透明になっている昨今、新たに無色になったのが醤油。ずばり「透明醤油」と名付けられたその商品は、熊本市の調味料メーカー・フンドーダイ五葉が、創業150年を迎えるのに合わせて開発したそうです。
2019年2月より発売されたこの商品。本当に水のような透明度なので、醤油色に染まっていない、素材の色を活かした料理を作ることができます。また、小さな子どもがいる家庭や、歯のホワイトニングをしている人でも、汚れを気にする必要がないのだとか。
透明ではありますが、香りや味はしっかりと感じられるとのこと。伝統の調味料が、このように進化したことによって、新たな日本料理が生まれるかもしれませんね。
■スライスチーズみたいなマヨネーズ!?
2019年3月よりブルボンが発売しているのが、「スライスキッチンツナマヨ風味」と「スライスキッチンバジルマヨ風味」というマヨネーズ風味のシート。もともとブルボンが持っていたチョコレートをシート状に成型する技術を応用し、マヨネーズを弁当に入れておくと水が出てしまうといった問題を、解決してくれる商品になっています。
スライスチーズのようなこの商品を使えば、ツナマヨ風味のおにぎりや、バジルマヨ風味のサンドイッチが簡単に作れるため、時短にも大活躍してくれるはず。また、ご飯に乗せて丼の味付けにしたり、肉料理に乗せて味足しにしたりと、使い道はさまざまなので、アレンジレシピを考えるのも楽しそうですね。