「抜け毛 病気」などと検索してみると、さまざまな原因や病名が出てきますが、今回話題となった小学生の女の子の抜け毛について、母親であるka0ri (@ten_carat)さんは、その症状から診断に至るまで詳しく投稿しています。
今年の3月、娘の抜け毛が気になりだした。学習塾に通いはじめた頃で中学入学前のストレス?とか、2月に私が入院&手術したのでそれで?とか、いろいろ考えて「そのうちおさまるだろう」と思っていたら、ますますひどくなる一方。朝の洗面所は髪の毛でおおわれ、枕周辺も髪だらけ。お風呂の→続く
—ka0ri (@ten_carat) 2019年7月12日
娘さんの髪が、手ぐしを通すと何の抵抗もなく数本がスルスルと抜けていく状態で、小児科医に相談すると皮膚科をすすめられたka0ri (@ten_carat) さん。皮膚科では大学病院を紹介され、脱毛専門外来を受診することに。すると、約3ヵ月前に高熱が続いたこと、全体的に抜けていること、切れ毛がなく、毛根が黒くなっていない、ということで、「急性休止期脱毛症」と診断されました。結局、インフルエンザで40度前後の熱が3、4日続いたことが原因だったことが分かり、驚いたそうです。
「毛根は正常なので『急性休止期びまん性脱毛』ですね。産後の脱毛と一緒です」
要は、精神的ストレスや高熱、出産などで髪の成長が一旦止まる。そして、一斉に成長を再開するので抜ける時期も同じ。一斉に抜けるのだそう。えー、高熱で髪が抜けるなんて聞いたことない!
この出来事についてネット上では意外にも、
「私も高熱が続いて下がった後、キレイに抜けました。半年くらいで、少しずつ戻ってきて1年後には戻りました」
「同じく大量の抜け毛を経験したものです。起床時、枕に大量の抜け毛があった恐怖は今でも鮮明です」
「夏肺炎で高熱が続いた後、ハゲるかと心配になるほど抜けました」
…といったように同じ体験をしたという人が多くいることが判明。
「小児科の先生『皮膚科に行って』 かかりつけの皮膚科『大学病院を紹介します』これは良い連携」
と一連の流れを評価する人も。ka0ri (@ten_carat) さんも、小児科の先生も皮膚科の先生も、無理に見立てをしたり治療しようとしたりしなかったことが専門医による正しい診断につながったという投稿を続けています。
「私の場合、ストレスが原因で 1ヶ月ほど髪がゴッソリ全体的に抜け続けたことが…」
…など、娘さんと同じではないものの、髪が抜けるという経験をした人から共感の声が続出していました。
「高熱出すと毛が抜ける、というのは初めて知りました」
というコメントも多く、知らなかったという人もいるのではないでしょうか。突然髪が抜けても慌てず、専門医の診断をあおぐこと。高熱が原因である可能性についても頭の片隅に置いておきたいですね。