この時期、転居する人も多いと思います。引っ越しにはいろいろお金がかかりますよね。引っ越し業者の費用、不動産の仲介手数料に加えて気になるのが「敷金」「礼金」。できれば払いたくない……ですよね。敷金を返してもらう方法から、礼金のない部屋についての注意点まで、ご紹介します。
■「敷金0礼金0」には落とし穴が!?
訳あって引っ越しをしたわけですが、引っ越しの条件に毎月の賃料に加え「敷金0礼金0」っていうことを条件に出してみました。
「まぁ、敷金はわかるけど、礼金ってなんだよ!」というイメージが未だにありますが、結論から言うと、当時の江東区亀戸周辺に「敷金0礼金0」の物件を見つけることはできませんでした。
不動産の仲介業者に「敷金0礼金0」が見つからない理由を聞いてみると、意外な答えが帰ってきたという著者。安易に飛びつかず、慎重に吟味することが大切かもしれません。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>「敷金0礼金0」の物件がなかなか見つからない理由
■「画鋲を打ったら敷金は返ってこない」は都市伝説?
借りる人の、原状回復に対する意識の二極化。
画鋲も打たないように、慎重に、きれいに暮らしていながら、敷金が返ってこないのではないかと不安を抱えている人がいる一方で、入居後一度も掃除をしなかったり、室内でピンヒールを履いて暮らし、床に無数の小さな穴をあけてしまうなど、常識では考えられないようなひどい暮らし方をしていて、それでも消費者絶対、敷金は全額返せと思う人がいるということ。
そもそも故意に部屋を汚す行為は、自分自身を大切にしていない残念な行為だという著者。画鋲の跡や、落書きなどがあっても入居者が負担しなくていいというのは本当でしょうか?
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>「画鋲を打ったら敷金は返ってこない」は都市伝説?
■できるだけ多くの敷金の返還を実現する方法とは?
住んでいる間に部屋をひどく汚したわけでもないのに「清掃代」などの名目で差し引かれてしまうことは少なくありません。場合によっては支払済の敷金だけでは足りないとして、逆に追加で費用を請求されてしまうことすらあります。
例を挙げると、敷金として16万円を入居時に支払ったにも関らず、大家から「たくさん汚れがあるので、次の方が入居するための清掃費や修繕費が24万円かかります。追加で8万円お支払い下さい」などと言われてしまうことがあります。
このようなトラブルは弁護士に依頼せずに解決することも可能です。
敷金は戻ってこなくても仕方ないと諦めていませんか。まずは見積書をよく読んで修繕費・清掃費として計上されている項目を確認すること。詳しい方法をご紹介します。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>【弁護士に聞く】弁護士に頼らず、敷金を満額返してもらう方法